八代目正蔵戦中日記 (中公文庫 は 77-1)

著者 :
制作 : 瀧口 雅仁 
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122072350

作品紹介・あらすじ

噺家・八代目林家正蔵(後の彦六)が残した膨大な日記から、昭和一六年一二月一日より二〇年八月三一日までの記録を精選。清貧に徹した長屋の暮らし、謹厳実直で「トンガリ」とあだ名された反骨精神がにじむ活き活きとした筆致に、大名人の素顔が窺える。戦時下における下町庶民の日常を伝える貴重な一級資料でもある。筆跡鮮やかな写真も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 噺家・八代目林家正蔵(後の彦六)の日記から昭和一六年一二月〜二〇年八月の記述を摘録。名人の素顔とともに、東京下町の銃後の暮らしを伝える一級資料。

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著者プロフィール

林家正蔵
一八九五(明治二八)年、東京生まれ。一九一二年に三遊亭三福(三代目円遊)に入門し「福よし」。一七(大正六)年に「橘家二三蔵」の名で二ツ目。一九年に「三代目三遊亭円楽」となり、二〇年に真打ち昇進。二八(昭和三)年に「五代目蝶花楼馬楽」、五〇年に「八代目林家正蔵」を襲名。八一年に「林家彦六」と改名、八二年没。著書に『林家正蔵集』、『正蔵一代』などがある。

「2022年 『八代目正蔵戦中日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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