これでもいいのだ (中公文庫 し 56-1)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122073067

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  • ジェーン・スー クオリティ、ここにありの1冊。
    気軽に読めるものから、意識を持っていかれる、膝を打つ内容、私だけではないと思う不安を知る安心感などが散りばめられている。
    林真理子さんが描くエッセイの後継者にもなれるのではないかな?とも思う。

  • 「連続と継続をはき違え、中途半端な完璧主義が助長された結果、私が途中で投げ出したものは数えきれない。継続のためには、適度な休息も必要なのだ」

  • さくさく読めて、共感したりくすっと笑えたり。
    歳を重ねて行くことが楽しみになった。

    特に「おわりに」と宇垣美里さんの「解説」が良かったなあ。自分で自分に呪いをかけてしまいそうになることもあるけど、「これでもいいのだ」と自分も周りも受け入れて、わたしも生きていきたい。

  • 思ってた未来とは違うけど、これはこれで、いい感じ。「私の私による私のためのオバさん宣言」ほか、全力パワーチャージエッセイ六十六篇。〈解説〉宇垣美里

  • 大人の女性の考えていることが分かる本。
    オーバーザ・サン!

  • 冴えない女の会に入りたい…。
    私に愛嬌がないので、愛嬌だけで渡り歩いてきたんであろう人のくだりに共感。ほんと、真面目にやってるのが馬鹿らしくなるんだけど、でも愛嬌ないからこういう生き方しか出来ないんだよねーと思う。これが私。これでもいいか。

  • 作者の視点や日々雑多な物事の捉え方はなかなか共感できる所も多い。
    隙間時間に読むならいいかなという感じです。

  • 同年代のジェーン・スーさん。キラキラしたアラフィフではないけど、地に足つけて踏ん張ってる姿が堪らなく好きです。愚痴ったり嘆いたり、ちょっと自慢したり自分を褒めたり。生々しい日常をキレ味鋭い表現で綴り、いつの間にか元気を分けてくれます。

  • 最近人気がある(のだと思う)コラムニスト、ジェーン・スーさんのエッセイを初めて読んでみた。たぶん多くの、特に同世代の同性がうなずけることを述べている。一方で、おハイソというわけではないけど、東京の真ん中へんで経済的な不自由は特になく、流行のものに当たり前のように触れられるような育ちをしてきた人だなと思いながら読んだ。
    正直なところもうちょっとキレがいいのか、人や事象を斬るのかと思っていたけど、わりとマイルド。こんなふうに辛口が過ぎないのも最近の風潮に合うのかな。

  • p.2023/5/30

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著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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