新装版-朱唇-中華妓女短篇集 (中公文庫 い 92-33)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122074255

作品紹介・あらすじ

莫迦にするんじゃあ、ないわよ――。金陵一と謳われた美妓の最期。血よりも濃い花街の絆。纏足をほどいた女の覚悟。唐から清へ、幾百年にわたる歴史の渦のなか、強く気高く自分の足で歩き続ける妓女たちの愛と矜持を描く全七篇。〈解説:佐藤信弥〉◇目次・朱唇・背信・牙娘・玉面・歩歩金蓮・断腸・名手・新装版 あとがき・解説 佐藤信弥

感想・レビュー・書評

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  • 中国妓女達の短編7話。
    元ネタがあり、それを改変した話である。
    妓女といえど、華やかな暮らしだけではなく様々な人生があると感じた。

  • 中国の歴史小説は、なんか「重い」という先入観があって、あまり読まなかったけど、面白いことは間違いない、ことは分かっていた。やっぱり、面白い。でも、中国に嵌まったら、収拾つかなくなりそうだ。

  • 金陵一の美妓が選んだ壮絶な最期、纏足をほどいた女の覚悟。幾百年にわたる中国史上に咲き誇る、妓女たちの愛と矜持を描いた全七篇。〈解説〉佐藤信弥

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著者プロフィール

井上祐美子
姫路市生まれ。神戸大卒。『長安異神伝』『桃花源奇譚』
などで人気を博した後、本格的な中国歴史小説に取り組み、『桃夭記』で吉川英治文学新人賞候補となる。『五王戦国志』『非花』『海東青 摂政王ドルゴン』『臨安水滸伝』『公主帰還』『紅顔』『朱唇』『青天 包判官事件簿』ほか著作多数。

「2022年 『新装版 桃花源奇譚4 東京残桃夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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