双調平家物語 7 乱の巻

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 26
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901276

感想・レビュー・書評

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  • いやー橋本ワールド炸裂。

    いきなり男色関係系図が載っているのも驚いたけど、この巻は、BLです。

    それにしても頼長のダメぶりが面白い。Aさんと近づきたくて、まずはAさんに近いBさんに近づくも拒否されっていうか、落とせなくてCさんと仲良くなり、結果的にCさんの仲介でBさんと仲良くなったらAさんはどこかにいっちゃった。だめじゃん。

    Bさんへのアプローチも、夜中にいきなり家を訪ねて、ドライブに誘い、何を話すかというと政治とか経済の話ばかりって感じで、口説けない。無理でしょ、それじゃって感じ。

    自由恋愛なんてまったくない時代の話でした。

  • 途中で「リリス」を読み始めたら、予想外に時間がかかったものだから
    間3週間くらい開いてます。
    もう誰が誰だか(泣)

    得子がとんとんとんと出世していくのにびっくり。
    8巻では得子の視点でも語られるのかなあ。
    楽しみ。
    (10.04.22)

    図書館
    (10.03.15)

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著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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