本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125002729
感想・レビュー・書評
-
こんな暴挙が許されるのか?
これまでも著者の主義主張が色濃すぎてかなり辟易していたが、この巻ではついに、全編の7割が著者の個人的見解を登場人物に語らせるだけではなく、背景説明として語り始めてしまった。
おかげで話はほとんど進展せずの状態に。
紺碧、旭日あわせて20巻を越えるということからも、発刊当時かなり人気を博していたものと思われ、あとがきの中でも、著者が赤旗のバッシングにあったというような記載をしていたが、その言い訳をするかのごとく、怒涛の自己主張が繰り返されているこの巻は、さすがに読むのも疲れるというのが、率直な感想。
読み返しをはじめた頃の内容は、少し読み出すと内容を思い出し、また当時の記憶と異なる感想や、覚えていた内容や感想との相違を楽しんでいたが、この巻の記憶は全くないところを見ると、やはり当時も惰性で読んでいた部分があるのかもしれない。
それでも凝り性の私は、新刊が出るたびに買ってしまっていたのだろう。
コレクションという名の下に・・・。
ちょっとひどいぞ!! 荒巻君!詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示