妖雲の舞曲 (C・NovelsFantasia か 1-11 デルフィニア戦記 11)
- 中央公論新社 (1996年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125004440
作品紹介・あらすじ
国王を人質にし戦端をひらく-愚劣であるが確実な作戦をもってなお戦には敗北した。デルフィニアの進撃を止めなくてはタンガ・パラストは滅亡する!二国の王は恐怖した。大華三国の均衡は守られねばならぬ。かくして二国再連合とスケニア、さらにファロット一族を巻き込んだ陰謀が始まった。
感想・レビュー・書評
-
コーラルに恋の嵐が吹くその2。
恋というか、もう結婚前提なのだけど、
ウォルとポーラがくっつかないかなーってそればっかり考えてるから、ページを繰る手が早まっていけない。
(もしかすると内容が頭に入ってないかもしれない)
とりあえず次巻へ!
二人が落ち着いてくれないと、こっちもおちおち寝ていられないー!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国王を人質にし戦端をひらくーー。愚劣であるが確実な作戦をもってなお戦には敗北した。デルフィニアの進撃を止めなくてはタンガ・パラストは滅亡する! 二国の王は恐怖した。大華三国の均衡は守られねばならぬ。かくして二国再連合とスケニア、さらにファロット一族を巻き込んだ陰謀が始まった。
(1996年)
—- 目次 —-
1〜9
あとがき -
おお、そういう流れかー。ポーラの人柄がいい。このタイミングでこのポジションで登場しても愛せるこのキャラクターってすごい気がする
-
[江東区図書館]
デルフィニア戦記11巻。
読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。
好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。
★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記
★桐原家~、もものき~ -
デルフィニア戦記十一冊目。
初っ端からこれでもかという国王夫妻の夫婦喧嘩。部屋中壊して殺すか殺されるかという激しさに、騎士団長まで出張る始末。皆の心配をよそに、夫婦は相殺する前に何とか事を治めるのでした。
敗戦国の戦後処理とロザモンドの妊娠に親戚問題、国王の愛妾問題と一時的とはいえ少し平和な一冊。もちろん殺し屋はまたもやリィに狙いをつけ、敗戦国と言えどこのままでは終われない状態。つかの間の平和という感じでしょう。
今まで三国だけで進んでいた話に、この先は周辺諸国を巻き込んでの戦乱になるらしい。 -
盛大な夫婦げんかの果てに、再び日常を取り戻すデルフィニア王宮。
で、ウォルに愛妾を作戦やら、消息不明のロザモンドの従兄弟とタウのジルは同一人物なのか問題やら、イヴンの両親とジルの関係はいかなるものか問題など、伏線ばらまきの巻。
あとはそうだな、ファロットの本拠地がスケニアにあったのが判明したな。
ライトノベルというのは、概ねキャラクターがストーリーを動かしていくのだけれど、その割にというか、そのせいでキャラクターに深みがなく性格がデフォルメされているので、何というか…ストーリー以外に余り書くことがないんだよね。
特に一気に三冊も読んじゃうと、ほんと、書くことに困るわ。
備忘録のつもりで書いているので、許してね。 -
デルフィニア戦記11
隣の二国の陰謀と、無事に戻った国王の壮絶な夫婦喧嘩。
リィが人間じゃないとわかってるつもりでも、やっぱり思い込みは捨てきれず。
人間の常識の中で生きていたから、それを覆すものを受け入れるというのは、登場人物たち同様、私も難しく。
二人に名実ともに夫婦となってほしいと願ってしまうのは愚かなことなんだろなぁ。 -
リィとウォルの夫婦喧嘩から始まり、離婚騒ぎで終わる。