ドラゴンキラーあります (C・NovelsFantasia う 2-1)

著者 : 海原育人

• 中央公論新社 (2007年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

俺は元軍人のココ。時々襲ってくる戦時の記憶に悩まされつつ、しがない便利屋として暮らしている。そんなある日出会ったのは、亡命中の皇女と護衛の女リリィだった。リリィは竜をも素手で殺せるふざけた肉体を持つ超人・ドラゴンキラーのくせに、人を殺すのも怖がる使えないヤツで…。規格外コンビのハードボイルドファンタジー。第3回C・NOVELS大賞特別賞受賞作。

感想・レビュー・書評

[呉谷さんの感想 · 2012年10月30日]

ドラゴンキラーと聞くと大概は大柄で強そうな男性を思い浮かべそうなものである。…そう、登場人物の"ココ"みたいな(笑)でもこの作品は全く真逆の人も殺せないような女の子が今回のドラゴンキラーであり、ココとの駆け引きでも何とも愛らしい様子が伺えた気がする。これは続きを読むしかない…。

[darutanianさんの感想 · 2012年3月29日]

ドラゴンいいなー、ファンタジーの王者だな。

[無神さんの感想 · 2011年1月15日]

話もキャラも設定も良いがいまいち乗り込められない作品
でも面白い

[mieさんの感想 · 2010年4月8日]

表紙に惹かれて、初めてまともにライトノベル読んだ。
悪くないな。

登場人物達の無骨で品のない会話も、小気味良い。
リリィが後半ガラリと口調が変わったのが気にはなったけど。本性出てきたって事か？

続編もあるようだけど、今後男女間の進展を期待したい。ないかな？ないか。

[magpieさんの感想 · 2008年6月6日]

海原育人の第１作目。殺伐とした殺し合いを演じていても、そんなに嫌な気分にならないのがこの作品だと思う。

[端淵縁さんの感想 · 2019年7月16日]

ドラゴンキラーあります (C・NOVELSファンタジア)

[こうもりさんの感想 · 2018年9月24日]

男女のバディものが好きなので面白かったです。ストーリーはサクサク進んでいくので読みやすい。リリィが最初世間知らずすぎて、何巻くらいで順応するんだろうと思って読み進めていたら割と早い段階で砕けたので意外でした、リリィの性格がまだ掴めない。それから他のドラゴンキラーがまだ出てきそうなのでそういったキャラクターたちとの会話、関係性も面白そうだなと思いた。

[あまぐりさんの感想 · 2017年8月16日]

シリーズ全巻まとまめての感想。
主人公が割とろくでなしです。
読み終わってみれば、この主人公にはこの強暴なヒロインがお似合いなのかもしれません。
とにかく何も考えずに手軽に読めるお話です。おまけに大団円です。
ただ、読んだ後印象に残らないのが玉に瑕。

[morimoriさんの感想 · 2013年9月10日]

ハードボイルドファンタジー。
ドラゴンを倒すことができるドラゴンキラーは、ドラゴンの肉を食べて人からドラゴンの中間点である、ドラゴンキラーになる。
ドラゴンの血肉は人にとって猛毒。そのため、ドラゴンキラーは希少な存在。ドラゴンの肉を食べれば食べるほど、ドラゴンキラーは強くなるが、ドラゴンに近い存在となり、はてにはドラゴンになってしまう。
ココと街に影響されてリリィが変わっていくのが、楽しい。
ココ、お人よしだなあ。

[無夜さんの感想 · 2013年8月3日]

図書館から借りました
ドラゴンキラーあります
　ドラゴンキラーいっぱいあります
　ドラゴンキラー売ります

レビューは「ドラゴンキラー売ります」にまとめて。