傭兵王 (C・NovelsFantasia は 1-7 創世の契約 3)
- 中央公論新社 (2007年12月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125010090
作品紹介・あらすじ
鉄砲傭兵集団鋼の風の団長ライゲンベックの望みは「国」である。よって、世界の調停者たる龍族にかかわりのあるらしいベルネを抑えることに、利を見出せる数少ない一人であった。おかげで過酷な生存環境に素人が放り込まれたが、ベルネはめげずに技能集団の中に己の居場所を創りあげていく。ようやく、改革的思想を持つ猫族教皇の支援を得て(たとえ教会領に隣接する王国の盾としてでも)、傭兵団長が領主を務める「国」が誕生。しかし熱狂する人々の眼前で、ライゲンベックが凶弾に倒れた-。
感想・レビュー・書評
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シリーズ第3弾。
念願の人族と混血の「国」の誕生に人々は沸いた。しかし傭兵王を称える歓呼の叫びが響く中、ライゲンベックが凶弾に倒れる。そして教皇もまた——。陰謀の背後に「調停者」たる龍族が?
犬、猫、鳥、そして龍が世界の中心で、人間や人と別種族の混血は蔑まれる存在であるという世界。
相変わらず短編で進行していき、副主人公とも言える存在はころころ変わるが、本当に話の進め方、背景の書き方が上手な作家さんです。
先の想像がつきません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
傭兵王の暗殺未遂と、王国の崩壊まで。
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