追憶のカレン (C・NovelsFantasia か 1-50 クラッシュ・ブレイズ)
- 中央公論新社 (2008年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125010564
感想・レビュー・書評
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再読ー。
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読了。
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まさかのシェラ誘拐事件。
派手さは無いけど、デル戦からの主従の絆を再確認、といったお話。
終わり辺りがとっても良いです(´ω`*) -
クラッシュブレイズ最新刊
今回は冒頭、シェラが行方不明に。行方不明になる直前同行していたカレンという女子学生は遺体で発見されるが、シェラの遺体は発見されない。
リィとルウが捜索を開始。前作(だったかな?)に引き続き、グレン警部とディオンも登場。とある富豪の家に辿り着くが、2人とも確証を得られず行き詰ったかに見えたが、そこでジャスミン登場。最後はケリーも登場し、怪物勢ぞろいでシェラを奪還する物語。
このシリーズは、同作者の
・スカーレットウィザード
・デルフィニア戦記
・暁の天使たち
に連なるものです。この順番に読むとよりよく楽しめます。多次元世界的な結びつきがありますので。(とはいえ、マイケル・ムアコックほどではない)高校時代の友人に薦められて読み始めましたが、完全にハマりました。
登場人物が、人間離れしすぎていて、もうやりたい放題。ただのバタバタといえばそれまでですが、前作とのキャラとの繋がりが巧妙なのと、深刻さがほとんどないコミカルさ、暴れてもいっそスカっとする読後の爽快感が特徴です。
遺産相続がらみで事件が起こるというのは、この作者としては常套手段で、キャラの個性が強くて展開が読めてしまったので★は3つです。
【注意】この作者のシリーズは、公共の乗り物の中で読んではいけません。思わず吹き出して、変な人と思われてしまいます。 -
シェラが失踪。
遺産相続に、秘密漏洩阻止といろんな事が絡みあう。
解決に乗り出したのがいつもの面々、穏便に解決するわけもなく・・・。 -
いつもの金銀黒トリオのお話です。今回はシェラが行方不明になってしまう。直前までシェラと一緒にいた少女が死体で発見された。そしてシェラにそっくりな少年が現れる。シェラを探しに来たリィとルウ。テンポよく一気に読み進められるのはこの作家の特徴です。
http://mugenkazuki.at.webry.info/200910/article_2.html -
クラッシュ・ブレイズシリーズ12冊目。
▽シリーズ発売順
嘆きのサイレン
スペシャリストの誇り
ヴェロニカの嵐
パンドラの檻
オンタロスの剣
ソフィアの正餐会
大峡谷のパピヨン
ミラージュの罠
夜の展覧会
サイモンの災難
マルグリートの輪舞曲
追憶のカレン
海賊とウェディング・ベル
逆転のクレヴァス
オディールの騎士
ファロットの休日 -
今回はシェラパート。
にしても「こう来たか!」という感じです。
しかし、あの人たちに喧嘩をふっかけるとは…知らないこととはいえ、恐ろしいことを…。
最後はちょっぴりしんみり。
三人の基本的に人が好きだということが、こういう形で現れていることが、嬉しくも少し悲しい。
そんな話でした。