碧海の玉座 6 (C・Novels 55-70)

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  • 中央公論新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011356

感想・レビュー・書評

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  • 巻数を考えると折り返しに当たる今巻は何かしらの転機があるだろうとは思っていたが、その通りになったな。まあ、物語内で日本海軍の面々が度々、話していた事が現実になってしまったな。
    まあ、今までの戦果に溺れずに米軍が取りうる作戦を考えられ分、史実よりもましなのかな?
    前巻の終わりに出てきた米軍の新鋭戦艦モンタナが出てきたけど、他の架空戦記のモンタナよりも強く、かっこよく書かれていた気がするな。大和との決着は後々につくのかな?少し楽しみだ。
    航空戦は日本軍が少しだけ勝っているように読めた。航空艦隊の扱い方を心得ている感じだな。
    [more]
    新型の金星零戦でもF6Fとは互角留まりのようだ。まあ、今までの戦訓から防弾装備の重要性も理解できているみたいだから、今後にきたいと言ったところかな?マリーン装備の彩雲には驚いた。
    最後の奇襲に関してはヤバイとしか言いようが無い。今までの日本から遥かに離れた場所から一気に戦場が近づいた。これで本土空襲でもあったら、日英共同の作戦なんて出来なくなるよ。

  • モンタナ級が評価されている仮想戦記は珍しいかもしれない。米英日の提督の描写がリアリティを増している印象をもてた。そして、マーリン64搭載の彩雲。直接描写されない独ソ戦も気になる(外伝でないかなあ?)

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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