碧海の玉座10 - マリアナ決戦 (C・Novels 55-74)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011882

感想・レビュー・書評

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  •  最終巻。因縁の海マリアナでの大和型・ライオン級がモンタナ級・ケンタッキー級との最終決戦に挑む。全てのお膳立てが整い、戦艦同士の一騎打ちがついに実現したのだが、これまでに何度も打ち合いをしていたため、戦闘描写が似通ってしまっていていまいち盛り上がりに欠ける展開になってしまったのが残念だった。

  • 遂に終わったね。
    やはり、アメリカとの戦争はこういった形でしか講和できないか…
    この世界の戦後はどうなるのかな?日本が満州、朝鮮半島を抑えているから韓国が分断国家にならずに日本領のままか、独立。ドイツは完全に東側に取り込まれた形で冷戦かな?
    核兵器が一度も使われていないから、核の抑止力は発生しない。一触即発の状況が続くのかな?
    [more]
    それにしても大和型三隻と幻のケンタッキー級二隻、モンタナ級一隻の砲撃戦は熱かったね。両者共に死力を振り絞った戦いだった。信濃は三笠みたいに保管されるかな?
    この世界は完全な航空優勢になっていないから、戦艦はまだまだ現役が続くんだろうな…

  • 完結。
    ワイバーンが有りなんだから、トールボーイにもドイツ製の誘導装置が欲しかったかも。しかし、決戦後に講和できる状況ってのは外部要因(欧州状況、米大統領交代)しか無いんだよなあ。
    一昔前なら欧州編について外伝が出るだろうが、今じゃあ難しいかな。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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