聖刻群龍伝 - 龍虎の刻5 (C・NovelsFantasia ち 1-24)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012919

作品紹介・あらすじ

アマルーナの大通りを大観衆が埋め尽くし巨人兵の行進を見送る。"蛮人王"討伐にデュマシオンが一軍を率いて出陣したのだ。すべてはガイザスの侵攻から始まった。故にかの男との決着で終えるのだ。ついに-その時至る。イシュカーク・ナカーダ連合軍とガイザスの残存軍激突す!龍虎の刻、完結!

感想・レビュー・書評

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  • 前巻が戦いを描かないまま話が終わり、本作でやっと因縁の戦いの結末を描くということで盛り上げておきながら、実際の戦いはあっけなく終わる。戦いが貴族たちの個人のものであった時代から、国家の戦いになるという時代の移り変わりを反映した実際の歴史の様に、物語としての戦いが成り立ちづらくなったためだとは思うが、それにしても、お膳立ての割には話が盛り上がらなかった。そもそも、本人たちの時代で結末をつけるべき話を延命のためか、次世代に無理に繋げた感があるので物語の主役が発散した感があるのがつらい。次回のシリーズで結末ということだが、本当に終わるのかな。

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著者プロフィール

1960年1月5日生まれ。東京都出身。埼玉県新座市在住。山羊座のB型。
アニメ、ゲーム、プラモ等の雑誌・書籍編集を経て小説家となる。
本作「聖刻1092」シリーズがデビュー作で、他にも同じ世界を舞台とする「聖刻群狼伝」「聖刻群龍伝」シリーズがある。

「2022年 『聖刻1092 神樹 参』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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