転落少女と破壊の獣 - 空なき世界〈アルミナ〉 (C・NovelsFantasia く 2-25)

著者 :
  • 中央公論新社
3.29
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125013169

作品紹介・あらすじ

真琴は留守がちの父と慎ましい下宿暮らし。家族同然の住人たちのおかげで寂しさを感じることなく過ごしていたが、突然「兄」と名乗る青年が現れた。戸惑う真琴。その上、兄と下宿人の会話から父が何かを盗み、逃亡中だという衝撃の事実を知ってしまう。さらに"門"と呼ばれた、部屋の真ん中に浮かぶ黒い空間に飛び込むと、降り立った先はアルミナ-薄闇に覆われた異世界だった!新シリーズ開幕。

感想・レビュー・書評

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  • マコちゃんは厳しい世界に落とされてしまいましたね。女の子がそんなとこに落とされたら下手すりゃひどい目にあって殺されますよ。ギリギリで助けられたけどそこの地区も周りの地区とのいざこざで大変。ヨグの興味がマコちゃんに移ったかな?でもマコは律に片思い中だし。どうなるんだろ?リエフはこっちも驚いたよ。そっか、そーだったのか。怪我は皮膚溶けちゃったのよね?巨大ナメクジにやられたけど薬草で治るのかなぁ。エミリアには天罰が与えられるといいのにね。ミーコはもしやパパンの化身?

  • ・・・りっくん以外まともなのがいない・・・。
    その他全員マコちゃん馬鹿か極度のシスコンでどっちもどっちという有様。だめだこいつら早くなんとか。(ほめことば)
    望み薄でも初恋?が叶うのが一番いいと思うのですが果たしてそんな要素の出番あるのか。行方不明の父の狙いも気になるし、真琴が無能力者なのも何か意味がありそうなラスト・・・。

    相変わらず王道で面白かった。
    「守られているだけなんてイヤ!!」というヒロイン像が個人的に好みなせいか、何も知らされない真琴のもどかしさには共感する部分もありました。
    皆も真琴の事情を隠そうとするなら徹底的に隠せばいいのに、隠し方が下手!少しあからさま過ぎな感も。そこは展開上の都合でしょうか?

    二度目に異世界に落ちてから話が動き始め、自治区でたくましくなっていく真琴・・・。こちらのメンバーも個性的でいいキャラ。もっと活躍?が見たいですが、上の人間と上手くやっていけると思えない世界観なのが・・・ううむ・・・。

    とりあえずは次の展開に期待を。

  • 【図書館本】物語が動き出すまでが長く退屈。あからさまに隠されていることが明かされることはなく、マコちゃんとシンクロしてイライラ。けど全面的にマコちゃんに共感できる訳でもない。りっ君とヨグ辺りが好みな予感。イラストが全体的にキツメの子が多いく、イメージもそっちに引っ張られてる感じ……。
    謎は未回収だし、後半ではぐっと面白くなったので、続巻も楽しみ。

  • 序盤が微妙につまらなくてイラッとしたんだけど、転落してからは私の好みの展開でした。次が楽しみだと思います。

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著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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