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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130020435
作品紹介・あらすじ
近代の「科学革命」に始まり,西欧が「世界」であった時代が終ろうとしている.本書は,古代文明からの世界史のタテ軸に対して,諸文明の比較という新しい観点から全地球的な世界史を描く.興味あふれる創見に満ちみちた,著者ならではの話題作.
感想・レビュー・書評
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前読んだらしいけどぜんぜん覚えていないから読みたいな。
比較文明は人類の共存を目指す学問だ。様々な文化圏の人間の相互理解によってその目標は達せられる。
世界の一地方である「西欧」が世界のすべてだった時代は数世紀ばかりの特殊な時代に過ぎない。二つの大戦を経て、「近代」は終わり、「非西欧の復権」の現代がやってきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
梅棹忠夫の「文明の生態史観」に続く第二世代の文明論者による入門書。著者の専門である科学史についての考察は、本邦で稀にみる体系的なもの。37頁の全地球的文明史の時空的枠組みも汎用性が高い。
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(1993.12.21読了)(1985.11.01購入)
☆関連図書(既読)
「科学と現実」伊東俊太郎著、中央公論社、1981.12.20
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