規範としての民主主義・市場原理・科学技術: 現代のリベラルアーツを考える

著者 :
制作 : 藤山 知彦 
  • 東京大学出版会
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130033916

作品紹介・あらすじ

グローバル化し,めまぐるしく変わりゆく世界をどのように理解し,考えるべきなのか? 現代を生き抜くための基礎的素養として三つの規範を,15の講義でわかりやすく解説した必読書.

感想・レビュー・書評

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  • リベラルアーツの重要性を強調するのは大いに結構であるが、その活かし方はもう少し考えたほうがよいのではないか。

  • 東2法経図・6F開架:002A/F68k//K

  • 【書誌情報】
    藤山知彦 編著
    吉川弘之 監修
    日本産学フォーラム 監修
    税込2,860円/ 本体2,600円
    出版年月日:2021/10/28
    9784130033916
    A5 384ページ

     グローバル化し,めまぐるしく変わりゆく世界をどのように理解し,考えるべきなのか? 現代を生き抜くための基礎的素養として三つの規範を,15の講義でわかりやすく解説した必読書.
    http://www.utp.or.jp/book/b590056.html

    【目次】
    監修者の言葉(吉川弘之)
    はじめに(藤山知彦)
    プログラム解説(藤山知彦)

    I リベルアーツの基本的視点
    第1講 グローバリズムの規範とその揺らぎ
     ⅰ グローバリズムの三規範の揺らぎ 市場主義・民主主義・科学技術(藤山知彦)
     ⅱ 如何にして科学技術知識を経済的価値創造に活かす(黒田昌裕)
     ⅲ グローバリズムの揺らぎと科学技術(吉川弘之)
    第2講 「リベラルアーツ」を文系・理系の歴史から考える(隠岐さや香)
    第3講 西洋の「もの」の考え方の歴史(瀧 一郎)

    II 民主主義
    第4講 民主主義に関する歴史的考察(宇野重規)
    第5講 民主主義とポピュリズム――「中抜き」時代の到来(水島治郎)
    第6講 民主主義とAIネットワーク 
     ⅰ 民主主義とAI(湯淺墾道)
     ⅱ 日本における民主主義と情報(西田亮介)

    III 市場原理
    第7講 市場原理と共感――経済学が辿ってきた道(堂目卓生)
    第8講 経済政策を考える――資本主義200年の歴史と現在(吉川 洋)
    第9講 マネーからみる市場原理
        歴史に学ぶマネーの本質――ハイエクの貨幣発行自由化論(松元 崇)

    IV 科学技術
    第10講 歴史から見た科学・技術(古川 安)
    第11講 生命の研究の拠り所は何か――科学と社会の関わり方を考える(橳島次郎)
    第12講 人工知能技術と社会(中島秀之)

    V 現代日本を考える視点
    第13講 宗教との共生のために――フランスのライシテの問題点と可能性(伊達聖伸)
    第14講 東洋・日本思想の独自性と日本の役割(竹村牧男)
    第15講 みずから考える持続可能性とCOVID-19(沖 大幹)

    結びにかえて コロナ禍と三規範(藤山知彦)
    謝辞(藤山知彦)

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著者プロフィール

科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー

「2021年 『規範としての民主主義・市場原理・科学技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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