明治の夜明けの時代の福沢諭吉、戦後の丸山真男の批判的理性を継承し、世界史的パースペクティヴで、日本の学問の行く末を照らし出す。
1947年生まれ 東北大学理学部および同大学院で数学を学んだあと、プリンストン大学大学院でトーマス・S・クーン、マイケル・S・マホーニィらに科学史・科学哲学を学び、Ph.D.(歴史学)。 数学史家。 著作に『二十世紀数学思想 新装版』(みすず書房)などがある。 「2020年 『数学的真理の迷宮 懐疑主義との格闘』 で使われていた紹介文から引用しています。」