評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ: フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130101318

作品紹介・あらすじ

革命勃発時のパリに生き,スタール男爵の妻となったジェルメーヌ――彼女は並々ならぬ情熱で革命に参画し,卓越した政治論を残した.独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけたスタール夫人の知的営みとその生涯を,著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」.「近代ヨーロッパ」を問い直す,比類なき挑戦の書.

感想・レビュー・書評

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  • 【工藤庸子・選】
    二世紀も昔の話だけれど、わたしたちのロールモデル? ルイ16世の大臣を父にもち、サロンと執筆活動によって世論を創出し、個人の自由を求めた希有な女性の知性と情念に迫る。

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著者プロフィール

フランス文学、ヨーロッパ地域文化研究。東京大学名誉教授。著書に、『ヨーロッパ文明批判序説──植民地・共和国・オリエンタリズム』『近代ヨーロッパ宗教文化論──姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ──フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母』(いずれも東京大学出版会)、『政治に口出しする女はお嫌いですか?──スタール夫人の言論vs.ナポレオンの独裁』(勁草書房)。訳書に、『いま読むペロー「昔話」』訳・解説(羽鳥書店)、コレット『シェリ』(岩波文庫)。編著に『論集 蓮實重彥』(羽鳥書店)、共著に『〈淫靡さ〉について』(蓮實重彥、羽鳥書店)。他、多数。

「2019年 『女たちの声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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