西洋美学史

  • 136人登録
  • 3.79評価
    • (3)
    • (5)
    • (6)
    • (0)
    • (0)
  • 9レビュー
著者 : 小田部胤久
  • 東京大学出版会 (2009年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130120586

西洋美学史の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 著者:小田部 胤久(1953-)
    ISBN:978-4-13-012058-6
    発売日:2009年05月下旬
    判型:A5, 288頁

     プラトン,トマス・アクィナス,ライプニッツ,カント,ハイデガー,ダントー……古代ギリシアから20世紀にいたるまで,西洋の思考のうちに絵画,彫刻,建築,詩,小説といった「芸術」はどのように捉えられてきたのか.感性や美との関わりをふまえつつ,芸術の理念が変化してきた歴史を大胆に描きだす.アートや美について考えるための基本書.
    http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-012058-6.html



    【目次】
    はじめに [i-viii]
    目次 [ix-xiv]
    凡例 [xv]
    はしがき [-]

    第一章 知識と芸術――プラトン 001
    第二章 芸術と真理――アリストテレス 013
    第三章 内的形相――プロティノス 029
    第四章 期待と記憶――アウグスティヌス 041
    第五章 制作と創造――トマス・アクィナス 053
    第六章 含蓄のある表象――ライプニッツ 067
    第七章 方法と機知――ヴィーコ 079
    第八章 模倣と独創性――ヤング 091
    第九章 趣味の基準――ヒューム 103
    第一〇章 詩画比較論――レッシング 117
    第一一章 自然と芸術I――カント 131
    第一二章 遊戯と芸術――シラー 147
    第一三章 批評と作者――シュレーゲル 161
    第一四章 自然と芸術II――シェリング 173
    第一五章 芸術の終焉I――ヘーゲル 187
    第一六章 形式主義――ハンスリック 201
    第一七章 不気味なもの――ハイデガー 215
    第一八章 芸術の終焉II――ダントー 231

    あとがき(二〇〇九年四月 著者識) [245-247]
    引用文献 [15-20]
    西洋美学に関する事典・概説書 [12-14]
    人物生歿 [8-11]
    事項索引 [5-7]
    人名索引 [1-4]

  • 美学とは美と感性と芸術の哲学である。これをベースにプラトンやカントなどの哲学者の著作を読み解いていこうかな、と思った。

  • 論点の把握程度にさらっと。きちんと読みなおす。
    美学と現象学を接続させたいが、そんなできるのだろうか……。

  • 学生時代に投げ出してしまった、美学の教科書。18世紀半ばにドイツのバウムガルテンによって新たに哲学的学科として作り出された学問、『美学(Aesthetica)』について、プラトン、アリストテレス、アウグスティヌス、カント、シラー、ヘーゲル、ハイデガーなどの原典を引用しつつ、美学史というテクストを編み直すことが意図されている。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784130120586

  • 美学について関心が湧いて(おそらく)一番初めに読んだ一冊です。

    特徴的なのは、歴史の順に述べるのではなくテーマごとに章立てしているところです。
    とは言ってもプラトンからダントーまで、ひと通りは触れていると思います。

    ちょっと読みづらかったのは、各章がテーマごとにわけられているのですが、決して独立しているわけではなく繋がっているところです。
    これは極自然なことなのですが、全体の流れがまだ理解出来ていないのに時間軸がごっちゃになってしまい混乱した部分があります。

    ある程度は分かっている人が読むといいのかもしれません。

  • おもしろい。
    18世紀半ば、感性=美=芸術の三位一体が成立。
    しかし19世紀芸術学が美学から独立したことで、この三位一体は崩壊に至る。
    したがって、芸術とは何かという問いに対して、明確な定義はなくなり、極めて開いた概念に。

    18世紀以降独創的であることが芸術家の本質的条件になった。
    独創性とは、芸術家が自己に先立つ規範から自己を解放しつつ、むしろ自分自身のうちに一種の規範性を獲得する過程を称する。
    その中で自然という源泉から自らの技術を引き出すのが芸術家のなすべき課題。古代人の模倣では自然を直視できない。


    などなど芸術に携われば必ず出てくる問題点に対して先人たちの論を引用しつつ端的に回答されている。

    ただ、技術獲得手段ってなんなのよって話。ゴッホは模倣でそれをなし、書道も臨書だから模倣。でも模倣は自然からの声を逃す、真の芸術家は自然からそれを身につけよって言う。うーーん??どういうこっちゃ。

  • きっと大好きな人には涎もんなんだろうけど
    私にとっては眠気との戦いだった

    倫理が好きな人用←

全9件中 1 - 9件を表示

小田部胤久の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フランツ・カフカ
アンリ ベルクソ...
佐々木 健一
國分 功一郎
ロラン・バルト
ヴィクトール・E...
ウンベルト エー...
村上 春樹
ウィトゲンシュタ...
有効な右矢印 無効な右矢印

西洋美学史の作品紹介

絵画、彫刻、建築、詩、小説…「芸術」とはいったい何か。プラトン、トマス・アクィナス、ライプニッツ、カント、ハイデガー、ダントー…古代ギリシアから20世紀にいたるまで、「芸術」をめぐる思考の歴史を大胆に描きだす。アートや美について考えるための基本書。

ツイートする