- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130420679
作品紹介・あらすじ
自然科学・工学・医学等への応用をめざしつつ,さまざまな統計学的考え方を紹介し,その基礎をわかりやすく解説する.シリーズIと同様に,豊富に実際例を用いつつ,図表を多くとり入れて,視覚的にもわかりやすく統計学を親しみながら学べるよう編集した.
感想・レビュー・書評
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かゆいところに手が届く本。数理統計学の本でモヤモヤしていた行間を説明してくれる。
たとえば、「誤差分布を正規分布と仮定して妥当なの?」に答えている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた。
界隈では青本と呼ばれている教科書。赤本が入門編だが、図書館に無かったので、とりあえず目次レベルを知りたくてこちらを借りてみた。
ベイズ決定や乱数は興味深い。次の人の予約が入ってしまったので返却するが、機会があれば再度借りたいところ。 -
なんかこう痒いところに手が届ききらない感じ?
サマるには中途半端、これで初学には証明などが足りないということで、全単元理解してから、ざっと復習するときに使うのが良いんだろうな。
思えばこれと同シリーズの統計学入門も、わかるようになってきてから良い本と思えたんだった。
からの追記。
何度か読むうちに
分散分析、適合度検定、フィッシャー情報量あたりはわかりやすいなと思うようになってきた。ほし4に。 -
うーむ
必須なことが丁寧に解説されていると思うのだけど僕はコードで確認しないと理解できないな -
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ちょっとマニアックと言われている本。
でも、実際のところ、大して難しい事が書いてある訳ではなくて、ちょっと痒いところに手が届かない感じ。
赤本を読んだ上で必要性を感じたら手を出すくらいで良いかと。 -
大学の時指定教科書だった。たまに見る。
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自然科学の統計学と銘打っていますが、幅広い統計解析手法に関して記述されています。
ある程度の数学的な知識を前提としていますが、良本だと思います。
個人的には統計検定1級のメイン対策本として重宝しました。 -
ほとんど理解できなかった。
が、それは数学的素養を持たないが故の結果だと言うことは明確である。
分析手法が実際にはどのような数式から成り立っているのか、詳説に述べられていたように見えたので、ある手法を利用する際に、そのロジックについて知りたいと考えたときには有用な気がする。 -
統計学のおさらいとして読みました。第I巻とは異なり,大学での微積分,線形代数などの知識を前提に,自然科学の分野で一般的に直面する統計学的な内容に関して,数学的な議論が展開されています。
基礎統計学のシリーズですが,入門書ではないので,じっくりと考えながら,読み進めて行きました。「線形モデルと最小二乗法」,「実験データの分析」,「最尤法」,「適合度検定」,「乱数」など,自然科学や工学などでよく見られる内容について取り上げられていますので,これらの分野に所属する方々は,一度じっくりと読まれるとよいのではないかと思いました。
個人的には,最小二乗法の話や,適合度検定の話などは,身近に見ることも多いので,知識を再確認するという意味合いでも良かったと思っています。
自然科学分野で統計を何かで使うという方々には,ぜひ読んで頂きたい一冊です。