- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130626224
作品紹介・あらすじ
熱力学は,物理学の骨格をなす理論体系でありながら,量子論や統計力学に比べても難解な論理構造をもっている.熱力学を再構成し,簡潔で美しく普遍的な理論として提示した定評ある教科書の改訂版.第I巻では,標準的カリキュラムの内容を高い視点から解説する.【全2巻】
感想・レビュー・書評
-
公理から始めて証明していく本が楽しめる年齢になってきた。形式科学的な対象への慣れや、学術系の本への慣れを感じる!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
《目次》
◇第1章 熱力学の紹介と下準備
◇第2章 「要請」を理解するための事項
◇第3章 熱力学の基本的要請
◇第4章 要請についての理解を深める
◇第5章 エントロピーの数学的な性質
◇第6章 示強変数
◇第7章 仕事と熱 ― 簡単な例
◇第8章 準静的過程における一般の仕事と熱
◇第9章 2つの系の間の平衡
◇第10章 エントロピー増大則
◇第11章 熱と仕事の変換
◇第12章 ルジャンドル変換
◇第13章 他の表示への変換
◇第14章 大きな系・小さな系
・ 付録A 本書で用いる数学記号など
・ 付録B ルジャンドル変換していない変数についての偏微分
――微分可能でない領域 -
現在大学1年生の息子が推した分かりやすい参考書。少ない基本原理から分かりやすくクリアに展開する論理が美しい。第2版になって基礎と応用とに分けられ、より学びやすくなったていねいな人気参考書です。
図書館スタッフ -
請求記号 426.5/Sh 49