物理工学実験 4

著者 :
  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130630443

作品紹介・あらすじ

目的にかなった真空を容易に得るための方法と考え方を,実践に重点をおいて初心者向けにわかりやすく述べた技術書.真空の性質,真空をつくる方法,真空を測る方法,関連部品,漏れ探し等の全章を,技術の進歩に即して書き改めた.

感想・レビュー・書評

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  • 2017年度 理学図書室 貸出第17位

    理図書 420.75||B97c||4 11517736

  • 真空を扱う上で必要になる知識を体系的にまとめてある。
    表面物性を研究している自分にとっては必読の一冊。

  • 堀越先生の名著。まぁこの業界にいるなら一度は目を通すのがこの本だろう<br>
    基本的に物理屋が「真空」という場合には<br>
    (1) 素粒子論で言う真空:ディラックの海にろば電子がぎっちり詰まった状態<br>
    (2) 真空工学で言う真空:真空ポンプで引いた状態。当然、中は色んな分子がウジャウジャ飛んでいて本当に「真空」ではない<br>
    の2つがある。この本は当然のことながら(2)を扱っている<br>
    <br>
    まぁそういうゴタクはどうでもいいのだが、この本は工学的に真空ポンプの動作原理・真空中の速度論・各種の真空計などを扱っており、業務上真空ポンプを使うなら必読と言って良い。特に私は半導体物理屋だったため、巨大な油拡散ポンプ(DP)からターボ分子ポンプ(TMP)・油回転ポンプ(RP)・ソープションポンプ(SP)まで使っており、この本は非常に役にたった。<br>
    まぁ真空に日々悩まされているプロセス屋さんとかになるなら、あまり悩まずにとっとと買っとけってこった

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著者プロフィール

高エネルギー物理学研究所名誉教授、理学博士。

「1970年 『真空の物理と応用』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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