鳥・人・自然: いのちのにぎわいを求めて

著者 : 樋口広芳

• 東京大学出版会 (2013年5月11日発売)

作品紹介・あらすじ

人の手に乗るスズメ，クルミを車にひかせて食べるカラス，世界を旅する渡り鳥など，鳥たちの不思議な行動や生態をわかりやすく紹介．鳥たちの世界をとおして，生物多様性の意味・仕組・保全についての理解を深め，これからの人と自然のあり方を探る．

感想・レビュー・書評

[hito-kotoさんの感想 · 2017年8月27日]

樋口広芳　著「鳥・人・自然」、２０１３．５発行です。鳥との一期一会、鳥のくらしと人のくらし、世界の自然をつなぐ渡り鳥、鳥・人・自然　の4部構成です。上野不忍池でスズメが人の手に乗った話（人慣れスズメ急増中）。熊本・江津湖で釣りをする少年の釣り糸の先を目で追うササゴイ。カモ・白鳥・サシバ・ハチクマなどの渡りを衛星追跡しWebサイトで実況。鳥とのつき合いは、鳥をとりまく自然とのつき合いであり、また鳥や自然とかかわる人とのつき合いでもあるんですね！

[日獣大図書館さんの感想 · 2014年9月8日]

9月新着

著者プロフィール

慶應義塾大学訪問教授，東京大学名誉教授

「2021年 『鳥の渡り生態学』 で使われていた紹介文から引用しています。」