お母さん、お父さんどうしたのかな?: 〈こころの病気を抱える親をもつ子ども〉のハンドブック

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130634045

作品紹介・あらすじ

こころの病気を抱えている親を持つ子どもを対象とする.12歳〜20歳程度に向けて書かれ,それ以下の場合は大人と読むことを想定.なぜこころの病気になるの? 親のためにできることはある? 親の病気は私(僕)のせい?……など,子どもの疑問に答えながら,自分の人生を大切にしてよいというメッセージを伝える.

Mika meidan vanhempia vaivaa? Kasikirja lapsille ja nuorille, joiden aidilla tai isalla on?mielenterveyden ongelmia, National Institute for Health and Welfare, 2005 ,〔英語版〕Whats Up with My Parents? A Handbook for Older Children and Adolecents whose Mother or Father has Mental Health Problems, 2011の翻訳.

感想・レビュー・書評

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  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
    https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11358466

  • 子どもへの心理教育としてどうかと思ったが難しいかもしれない

  • 親が心の病気を抱えた子どもに向けたフィンランドの絵本の翻訳版。内容は、混乱した子どもが理解するには到底難しく、辛さや寂しさを共有してくれる大人が一緒に読んでくれることが前提。こういう家庭では、目の前の状況が当たり前で、それ以外がないので、まず子ども自身が気づくことが難しい。親がこんな様子ならば、助けを求めて、またそれは子どもの所為ではないと丁寧に説く。子育てが終わった今でも、子ども時代の私が心の中に居て、実家との関わりが影を落とす。前に進むしかなかった自分の光が当たらなかった部分を今、大事にしたい。

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著者プロフィール

トゥッティ ソランタウス
トゥッティ・ソランタウス:フィンランド国立健康福祉研究所教授/児童精神科医

「2016年 『子どもにどうしてあげればいい?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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