世界の食料生産とバイオマスエネルギー―2050年の展望

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130721028

作品紹介・あらすじ

食か、環境か?食料や石油の価格が大きく変動するなかで、私たちは食とどう関わっていけばいいのか。未来へのカギを握る一冊。

感想・レビュー・書評

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  •      -20080719

    世界の食料生産、供給、貿易などの現状を、FAOや世界銀行のデータに基づいて網羅的に分析。食との競合が危惧されているバイオマスエネルギーや、食料生産が環境に与える影響についても言及しつ、2050年の食料と環境を展望。

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=31081

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA85849154

  • バイオマス燃料の大量生産はあまり期待できない。

  • データだらけ。でも、勉強になる。
    読むよいうより、使う本って印象。

  • 今話題のバイオマスと食糧に関する書籍。食糧は2050年までの将来予測もしています。
    燃料としてトウモロコシやらサトウキビを使っているから値段が高騰していると言いますが、個人的には食糧用、エネルギー用と使い分けるべきかと。
    現状で使っていない農地は多々あるわけだし、食糧で使わないものをエネルギーにすべき。
    そもそも食糧とエネルギーは競合していないはずなんだか。マスコミに流されてなんだかんだ都合つけて値上げしている感じは否めません。
    ただ、やっぱりバイオマスって石油に比べて高価なことは確かであって、現状は石油に取って替わるのは厳しいですな。

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著者プロフィール

川島博之(かわしま・ひろゆき)
ベトナム・ビングループ主席経済顧問、Martial Research & Management Co. Ltd., Chief Economic Advisor。1953 年生まれ。1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授を経て現職。工学博士。専門は開発経済学。著書に『日本人が誤解している東南アジア近現代史』(扶桑社新書)、『戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊』『習近平のデジタル文化大革命』(いずれも講談社+α新書)、『「食糧危機」をあおってはいけない』(文藝春秋)、『「作りすぎ」が日本の農業をダメにする』(日本経済新聞出版社)等多数。

「2021年 『中国、朝鮮、ベトナム、日本――極東アジアの地政学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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