鉄を生みだした帝国: ヒッタイト発堀 (NHKブックス 391)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140013915

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  • 研究プロセスが面白い

  • 1981年刊行。謎に包まれているヒッタイト帝国。オリエント史の中では一条の光のごとき存在ではあるが、強烈なインパクトを残す。それは鉄を世界で初めて活用した帝国であるのに、その鉄の実態が霧の中にあるからに他ならない。本書は、若きヒッタイト学徒が、その霧の中に分け入り、もがく様を丁寧に叙述。謎解きというより、青年研究者の苦闘の物語である。読後感は、場違いかもしれないが爽やか。

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著者プロフィール

中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所所長。早稲田大学第一文学部西洋史科卒業後、トルコ政府給費留学生としてアンカラ大学言語・歴史・地理学部ヒッタイト学科に留学。中近東考古学科博士課程修了。留学中からトルコ国内の発掘調査に参加。帰国後、中近東文化センター勤務。1985年よりトルコのカマン・カレホユック遺跡の発掘調査に従事。著作に『鉄を生みだした帝国――ヒッタイト発掘』(日本放送出版協会、1981)、『アナトリア発掘記――カマン・カレホユック遺跡の二十年』(日本放送出版協会、2004)など。

「2012年 『トルコを知るための53章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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