学級崩壊をどうみるか (NHKブックス 862)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140018620

作品紹介・あらすじ

小学校低学年の学級崩壊。明治の学制始まって以来の異変は、なぜ全国的規模で広がっているのか。入学以前の幼児期の問題-。基本的生活習慣の欠如や「良い子」ストレス。子どもが個性化し、授業の進め方も時代遅れになった。対応として、子育て原則の確立や子育ての社会化、一人担任制の強制的な一斉授業から、子どもが納得し共感するゆとりある授業への転換など、提言する。子育て調査と教師体験の実績をふまえた「学級崩壊」の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 1999年刊行。著者はあの尾木ママ。学級崩壊、特に小学校のそれの淵源、実態、家庭を含めた背景を解説する。学級崩壊とはいえ、六年生と一年生とは全然違うので、明確な切り分けが必要と感じる、ただ、刊行時の1999年では無理かも。また、叙述は網羅的ではあるが、項目羅列的で少々読みにくい。解決策は興味深いが、実践には程遠い実情かも。

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著者プロフィール

教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校や公立中学校などで教師として22年間、ユニークな教育実践を展開。現在、「尾木ママ」の愛称で親しまれる。
著書『いじめ問題とどう向き合うか』『子どもの危機をどう見るか』(以上、岩波書店)『新・学歴社会がはじまる』『日本人はどこまでバカになるのか』『子どもが自立する学校』(編著、以上、青灯社)『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)『尾木ママの子どもの気持ちが「わかる」すごいコツ』(日本図書センター)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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