鎌倉幕府の転換点: 吾妻鏡を読みなおす (NHKブックス 904)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140019047

作品紹介・あらすじ

源頼朝は、以仁王の令旨を受け取ったから挙兵したのか。畠山重忠は、源家重代の家人といえるのか。北条政子は、息子である頼家をなぜ将軍職から追い落としたのか。源実朝は、どうして将軍になれたのか。従来、通説として流布してきた鎌倉幕府にまつわる出来事を、正史『吾妻鏡』の精緻な読みなおしによって、白日の元にさらす。将軍権力や執権体制の形成と変革の過程の実態に迫り、鎌倉幕府の歴史にあらたな光を当てる。

感想・レビュー・書評

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  • 吾妻鏡をかみくだく。
    あんまり、おもしろい話ではなかった。

  • [ 内容 ]
    源頼朝は、以仁王の令旨を受け取ったから挙兵したのか。
    畠山重忠は、源家重代の家人といえるのか。
    北条政子は、息子である頼家をなぜ将軍職から追い落としたのか。
    源実朝は、どうして将軍になれたのか。
    従来、通説として流布してきた鎌倉幕府にまつわる出来事を、正史『吾妻鏡』の精緻な読みなおしによって、白日の元にさらす。
    将軍権力や執権体制の形成と変革の過程の実態に迫り、鎌倉幕府の歴史にあらたな光を当てる。

    [ 目次 ]
    序章 鎌倉幕府の転換点を考える
    第1章 可能性としての源頼朝
    第2章 ポスト頼朝を勝ち残るのは誰か―比企氏の乱への道
    第3章 北条時政の栄光と没落
    第4章 源氏はなぜ断絶したのか―承久の乱の一側面
    第5章 北条政子の時代が終わるとき
    第6章 宝治合戦の真実―北条時頼の苦悩と安達景盛の決断
    終章 『吾妻鏡』最後の事件―宗尊親王送還

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著者プロフィール

洋大学文学部哲学科教授/専門は、哲学、倫理学
著書に『〈精神的〉東洋哲学:顕現しないものの現象学』(知泉書館 2018)、『現象学の転回:顕現しないものに向けて』(知泉書館 2007)他

「2024年 『談 no.129』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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