ユークリッドの窓~平行線から超空間にいたる幾何学の物語

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140808009

作品紹介・あらすじ

ユークリッド幾何学は数学入門者の通り道。わたしたちはいまでも、二千年以上もまえにユークリッドが作った窓から数学の世界を覗き込む。この窓がなければ、アインシュタインがあの偉大な発見をすることはなかったかもしれない。数千年におよぶ幾何学の歴史のなかで革命的な仕事を成し遂げた人びとは、ユークリッドの窓枠にさまざまなガラスをはめ込んで、そこから見える宇宙を解き明かそうとしてきた。数式を解くための数学ではなく、数学を作り上げていくことの楽しみを知るための一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ぜひドラマ化を希望。紀元前から今日まで、世界を見るための数学を作ってきた人たちがつながっているのが見えて、とても面白い。

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著者プロフィール

レナード・ムロディナウ
カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得し、マックス・プランク研究所でアレクサンダー・フォン・フンボルト・フェローを経て、カリフォルニア工科大学で教壇に立った。著書に『ファインマンさん 最後の授業』(安平文子訳、メディアファクトリー、2003年、現在ちくま学芸文庫)、『たまたま:日常に潜む「偶然」を科学する』(田中三彦訳、ダイヤモンド社、2009年)、『しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』(水谷淳訳、ダイヤモンド社、2013年)、『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』(水谷淳訳、河出書房新社、2016年、現在河出文庫)、『柔軟的思考:困難を乗り越える独創的な脳』(水谷淳訳、河出書房新社、2019年)などがあり、スティーヴン・ホーキングとの共著に『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(佐藤勝彦訳、ランダムハウス講談社、2005年)、『ホーキング、宇宙と人間を語る』(佐藤勝彦訳、エクスナレッジ、2011年)がある。

「2023年 『「感情」は最強の武器である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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