- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140813294
作品紹介・あらすじ
知るべきか、知らざるべきか、それが問題だ。あの劇作家にまつわる数々の通説を、あのベストセラー作家が追跡。400年前の記録と、専門家による研究の成果を武器に、通説の虚実を選り分ける。これ1冊でシェイクスピア通に。
感想・レビュー・書評
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書いてるのがビル・ブライソンなんだから、面白くないはずがない〜。思っていた以上に真面目に資料に迫ってますね。
ほんとに謎だらけの人だなあ、シェイクスピア。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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シェークスピアとその時代の解説。シェークスピアについてはほとんど記録残ってないことの説明。
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シェイクスピアを研究するということは、そのこと自体がドラマとなる。これは必読の入門書であり、シェイクスピアという名の底なし沼へといざなう禁断の書でもある。
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ビル・ブライソンさんの文章はいつも面白くて大好きです!旅行記作家としての冷静な視点からシェイクスピアについて述べているので、研究本にありがちな感情論・誇大妄想もなく、初心者の私にはとても分かりやすかったです。
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ショーエクスピアの戯曲は多く残っているが、シェークスピアがどのような人物だったかという記録はほとんど残っていないらしい。様々な憶測が飛び交っているので、実際にわかっていることをまとめた本という位置づけ。
結局よくわからないことが多いということがわかるだけであるが、16世紀から17世紀にかけてのイギリスの時代背景や庶民の様子を知ることができ、興味深い。
作家のことは知られなくても、作品がこれだけ長く秀作として伝えられ、舞台で演じられ続けているわけであるから作家にとって本望だと思う。