子どもが発達障害?と思ったら ペアレンティングの秘訣

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 34
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140814260

作品紹介・あらすじ

ペアレンティング=子育ての方法と親自身の人生を考える25の秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • 題名にペアレンティングとあるように、
    発達障害特性をもつこどもの保護者向けの本。

    たんに障害にかんする知識、解説でなく、
    どういうふうに、つきあっていけばよいのか、
    周囲への伝え方、さらには、気分転換のための
    映画の紹介まで、、優しい1冊。

    読破⇒終了じゃなくて、
    時々、見返して読むのもいいですね。

  • 服巻さんの本やドキュメントを面白く参考にしてきたけれど、この本の前半部分で人間の在るべき根本の姿から遊離した社会性の回し者のようにも見えてきた。
    どうやら現代社会をとりわけアメリカとヨーロッパを諸手で肯定した上での、個人的対処ばかりに走っているように思えてきた。
    つまり圧倒的な力で押しまくる社会的暴力が発するマニュアルに乗って、上手に要領よく生きるための虎の巻でしかないような。
    更に時代遅れとしか思えない西洋かぶれのようにも見えてきた。
    今は明治でも戦後でもないし、学んだものを咀嚼して自分のモノにしながら進んで行ける余裕があるはずだし、借り物の結果でなく現場で生きるためのタタキ台を提供するべきだと思う。単なる私の偏見かもしれないけれど仕事と言う歪みの発生しやすい環境でどこまで自分であるかが問われるのだともう。
    この本も差し当って乗り切るのに役に立ちそうだけれど、何か誤魔化されているような腑に落ちないままにこの本を読み終わってしまった。

  • こちらも入門書です!
    しかし、他の入門書と大きく違うことは保護者の視点に大きく焦点をあげていることでしょう。
    そして、段階をふんでわかりやすく説明してくれているのも大きな特徴でしょう!
    本の構成自体も文字も大きくて読みやすく、一つの単元毎に集中できます。
    個人的には、男性脳と女性脳の説明がうちの家庭そのままだなと思って納得してしまいました(^^;)
    もちろん入門書の中でもピカイチオススメの一冊です。
    そして保護者だけではなく、支援者にもOKです。
    僕ならまずこの本をオススメします!!

  • 発達障害について、対処の仕方について分かりやすく書かれています。保護者向けです。

  • エッセイのような文章で分かりやすく読みやすかった
    ペアレンティング(子育ての方法と親の役割)の秘訣というサブタイトルの通り、著者が関わってきた自閉症児を持つ親たちが陥りやすかった悩みやトラブルなどについてこうしたらよりやり易い生きやすいというものを様々提案している

  • ざっくり知るには最適。ここから色々広がる良い本です。

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著者プロフィール

1959年佐賀県に生まれる。1983年佐賀大学文化教育学部卒業。現職NPO法人それいゆ それいゆ相談センター・センター長。

「2007年 『自閉症のTEACCH実践③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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