小山薫堂 幸せの仕事術 つまらない日常を特別な記念日に変える発想法

著者 :
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140815564

作品紹介・あらすじ

映画『おくりびと』、大人気のキャラクター「くまモン」、首都高の事故削減プロジェクト「スマートドライバー」…。時代を動かすヒット作を手がけた著者が、人に支持される商品のつくり方を明かす。ポイントは、日常をちょっとした工夫で面白くし、それにより身近な人を喜ばせようという視点だ。その延長線上に商品の企画があるという。日々、実践できるアイデアの鍛え方から企画実行のコツまで、小山流のユニークな仕事術を大公開。

感想・レビュー・書評

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  • 「おくりびと」の人といえば、誰しもあぁ、あの。と思うのだろうなと。

    小山薫堂さんの仕事に対するモチベーションというか考え方は、凄く共感できて、読んでいてわかるなぁということばかりだった。

    人を喜ばせるって、最大の喜びだと思うなよな。

    こんな風に仕事が出来たらなぁと思いながら読んでいた。
    どんな仕事であれ人を喜ばせることは出来ると思うけれど、僕の中で1つ思うのは、どの仕事で喜ばせたいかというのが仕事を選ぶ1つの基準かなぁと。
    仕事に限らず、人を喜ばせる方法はいくつもあって、その人にあったやり方もあるし、人によって様々。
    その中で、相手に合わせつつつ、自分にもあった喜ばせ方を模索して、どんどん人を喜ばせたいなぁと。

  • おもしろかった。幅広い仕事をしているが、基本はひとつで、相手を喜ばせたいことだと。先日、ホイチョイの馬場さんの話を聞いたが、同じことを言っていた。
    企画とはサービスでサービスとは思いやりだと。たしかにそう思う。気をつけよう。

  • ・企画の原点は「人を幸せにすること」。究極の企画は自分の人生を楽しむこと。自分が幸せな気分で生きること。

    ・ちょっとした視点を取り入れることで、生き生きと輝きだす。

    ・企画とはサービスである。サービスとは思いやりである

    ・本質的な失敗とは自分が決めるもの。失敗だと認めない限り、失敗では無い。

    ・人生はいいほうに、いいほうに進んでいる


    ・誕生日サプライズは「喜んでもらうことを考える体質」になる最善手段。人をより深く知った上で企画を立てる。

    ・見えない相手の称賛より、自分に近い人に喜んでもらう

    アイディアをうみだしたいなら、まず「アイディアの種」をたくさんストックすることが大事。タネは「自分の体験から掴んだ内容や考え方。

    ・メモじゃなくてココロにストックしておく。ココロの中で思い続けていればある時具体的なアイディアになって発芽する。

    ・常に目の前にあることへの改善策を考える

    、先入観をリセットするために、宇宙人になって考える

    ・音だけ、から発想を広げる

    ・意味のある無駄を作り、意味のない無駄は削ぎ落とす

    ・良い企画は掛け算で幸せになれて、誰もが特をしたと喜んでもらえる企画

    ・仕事でも身近な「企画」を立てて実践する。自分がもっと楽しくなるためにはどうするか?を工夫するつもりで考える

    ・共感を呼ぶ価値をつける(カレー→イチロー母のカレー)

  • 人を幸せにすることこそが、仕事の基本。
    なぜなら、誰かを喜ばせることは、結局自分の喜びとなるから。

  • 数年前、まだ実店舗があったころに
    「小山薫堂さんファンミーティング」が開催されて、
    その準備のために読みました。

    佐藤可士和さんとの対談番組を見て、
    同じような業種ながら、オフィスの様子が対局にあったこともあり、
    興味深く読んだことも思い出されました。

    企画をいろいろする中で、霧の中に入ったりもしていますが
    文中に書かれている「誰がよろこんでくれるか」のひとことに尽きますね。
    初心に戻ります。

    そして当時手帳にメモったこれ、何年経っても
    軽やかな凄みでわたしに訴えかけてくれています。
    『究極の企画とは?
    自分の人生を楽しくすること
    それは、自分が幸せな気分で生きること』

  • 友人にかりた、
    企画ってだいそれたことじゃないんだな。
    どこにでも転がってるし
    いつでも誰でもできるんだなぁ。

    『企画とはサービスである。
    サービスとは思いやりである。』

    企画やりたいのに
    配属された部署が違うとか、
    そーゆーのってナンセンスなのかも。
    いまできる企画ってあるかも、と思った。

    『ラブレターを書くように企画書を書く』
    なるほどーー

    『究極の企画とは?
    自分の人生を楽しくすること
    それは、自分が幸せな気分で生きること』
    なるほど!
    そっか!
    プロジェクトや企画が好きなのは
    結局自分の人生楽しくしたいからなんだ。


  • 第三者視点で自社を捉え、カスタマーセンタードな思考で顧客サービスを組み立てるということが重要。
    芸工大生が羨ましい、こんなに良い先生に教われるなんて。

  • まい・ばいぶる。

  • 企画とは、身近な人を喜ばせることを考えること。なるほどでした。

  • 誰かに喜んで貰いたい!
    私にできること、あるかな。
    ワクワクする。

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著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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