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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140819357
作品紹介・あらすじ
日本の宗教研究の第一人者が、宗教という営みの“核心”を明らかにする!
キリスト教、仏教、イスラームのいわゆる「世界三大宗教」をはじめ、世界中の多くの宗教において、神による「救い」が教えの中心に存在する(そのような宗教を「救済宗教」と言う)。なぜ、宗教では「救い」が重要なものとされ、普遍的な教えとなってきたのか。
一方で、先進国、特に日本では、多くの人が宗教に不信を感じており、宗教への信頼が揺らいでいるのも事実だ。しかし、そんな現代社会においてもなお、従来とは形を変えながら求められる“宗教性”があるのではないか。
宗教の起源から現在にまで通じるこのような問いに、救済宗教の歴史・文明史をたどることで理解と考えを深め、宗教という営みそのものの核心に迫る。
1章:「救い」の物語を読む――物語に表れた“宗教的なもの”
2章:「救い」が世界を覆う――文明史から見る救済宗教
3章:「救い」の進化をたどる――救済宗教の可能性の探究
4章:「救い」のゆくえ――「救済宗教以後」の宗教を問う
感想・レビュー・書評
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グリーフケアなどが気になり、タイトルも合わせて著名な著者の新刊として読んでみた。
救済宗教という括りを初めて知ったし、そういった流れを知ることができたと思う。専門用語も多く、知識がないと少し読みにくいかもしれない。
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