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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140840375
作品紹介・あらすじ
夏の暑さも、詩人にとっては恰好の題材となる。桃と李が散りはてたあと、ひと雨ごとに緑は深まり、梅の実が黄色く熟せば、猛暑の候。身じろぎさえ億却な午後は、緑の木陰や薔薇棚の傍らに読書で過ごす。夜になってもおさまらない熱気にたまりかね戸をあければ、涼風にのってほのかに香る蓮の花。やがて、暗がりに虫の音を聞くようになれば、季節はいよいよ秋となる。夏熱の中にさまざまな涼味を求めた名詩100首。
感想・レビュー・書評
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就寝前に2、3編ずつ、夏の間に読み切るはずが、冬間近に読み終える。最近はボキャブラリーを増やすためというより、漢詩の世界を思い浮かべて、和むことが多くなった。
夏の主題とした名作が多く収められており、巻末の平仄(4つの声調)についての解説も役立つ。
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