子どもに教わったこと (NHKライブラリー 75)

著者 :
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140840757

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  • 教育は、魂を育て、そしてそれを結ぶ仕事
    仕事は深ければ深いほど、いい仕事であればあるほど、人の心に満足と豊かさを与える、人を愛するのと同じ
    わかりあうということは、きわめてむずかしいことですが、だからといって、わかり合おうとする意志を放棄したならば、そのとき、人は人でなくなる。

    自分は人をむりやり押しのけてまで前へ進んで行こうとは思わない。鉄道でいえば、他の列車を無視してまで早く目的地まで行く特急列車は好きではない。多少は遅くてもすべての駅を知っている鈍行列車のほうが好きだ。遅くても多くのことを知っていきたいし、自分の意思と共に、人の意見も尊重していきたい。

    試行錯誤の振り幅が大きければ大きいほど、子どもはたくましく成長する

    いちばん大切なのは、悪いことをしたあとの心

  • ※1998.8.23購入
     1998.8.23読了
     2008.1.19売却済み

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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