サッカーがやってきた: ザスパ草津という実験 (生活人新書 143)
- NHK出版 (2005年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140881439
作品紹介・あらすじ
なぜ人口七八〇〇の小さな町で、人々はサッカーに夢を追ったのか。昨年、Jスピード昇格と「温泉で働く選手」で話題を集めたザスパ草津だが、その裏には、熱に冒されたように走り、悩み、愛情を深めた選手や町の人々の姿があった。JFL時代から取材を重ねてきた著者が、昇格までの軌跡を辿りつつ、再び盛り上がり始めたJリーグの「あるべき姿」を問う。
感想・レビュー・書評
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サッカークラブの成り立つ様を、臨場感を持って理解できた。
すごく丁寧に取材されてできた本だと思う。
人の想いやビジネス面、社会的意義などが絡み合いながら進んでいったプロセスがリアル。
精読する価値もある!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で偶然手に取った一冊。
気が付けば、その場で読み終えてしまっていました。
チームの成り立ち、昇格までのできごと、
いろいろなドラマがあって、
今のザスパ草津というチームがあるのだなと。
今度は、じっくりと読みたい。 -
[ 内容 ]
なぜ人口七八〇〇の小さな町で、人々はサッカーに夢を追ったのか。
昨年、Jスピード昇格と「温泉で働く選手」で話題を集めたザスパ草津だが、その裏には、熱に冒されたように走り、悩み、愛情を深めた選手や町の人々の姿があった。
JFL時代から取材を重ねてきた著者が、昇格までの軌跡を辿りつつ、再び盛り上がり始めたJリーグの「あるべき姿」を問う。
[ 目次 ]
第1部 ザスパ草津の軌跡(奇跡のクラブ―ザスパ草津;サッカー界の仕組み;JFL前夜;JFL開幕;難産のJリーグ昇格)
第2部 ザスパを支えた町―草津町(温泉と高原、文化とスポーツの町;ザスパ草津の前身―リエゾン草津;リエゾン草津改革計画 ほか)
第3部 Jを目指すこと、Jが目指すもの(Jリーグを目指す動き;ザスパ草津の戦略とクラブ運営;Jリーグと「地域密着」;草津の抱える特殊な「地域密着」事情;Jリーグでなければいけないのか)
ちょっと長めのエピローグ 友近聡朗の“百年構想”―愛媛FC
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
すいすい読みすすみました。ザスパの成り立ちを結構深く、でもわかりやすく書いています。草ちゃん、J同級生として、これからもがんばろうね!by徳島サポ
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しかし、生活人新書は渋いサッカー物が多い気がするが・・・.
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どんなに弱いチームでもいいのだ。たくさんのワクワク、ドキドキ、ハラハラ、ハッピーを運んでくれるJリーグってすごい。
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ザスパはさまざまな意味で、特殊な基盤の上に成り立っているんだなということを改めて思い起こさせる本。
社長が辞任してこのザスパ草津という実験も新たな局面を迎えるが、地元の人たちが誇れるクラブとして末永くがんばっていって欲しい。 -
未読