天文学者はロマンティストか?: 知られざるその仕事と素顔 (生活人新書 236)
- NHK出版 (2007年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140882368
感想・レビュー・書評
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メルカリ売却
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ちょっと内容は古いが、
面白い本だった。
ちょっと天体望遠鏡が
覗きたくなってしまった。 -
41:第一線で活躍しておられる天文学者さんの紹介にはじまり、天文学者の活躍から見る天文学の歴史と現在……と、言われてみれば確かに、具体的に何をしているのかよくわからない(失礼)天文学者の周辺事情を紹介した本。天文現象に触れている部分もありますが、講談というか、トークショーっぽい乗りで楽しく読めました。
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宇宙や星のことは謎のままでも充分だけどなぁと思っていました
好きならなんでも知りたい!って思うもんなんですね〜
僕は眺めて、綺麗だなぁでも良いです -
やっぱり天文台の見学に行きたい。
むしろ事務として働きたい。
理科から勉強しようかなー。 -
天文学者っていったいどんな人?こういう素朴な疑問に答える本書は、専門家ではなく、一般の、それも天文学にあまり関心のない方にもぜひ読んでもらいたい一冊です。実は、日本という国は天文学に関して非常に関心が高い国だそうで、プラネタリウムの数はアメリカに次いで世界第2位、一般公開している天体望遠鏡の数では、何と世界1位とのこと。これほど関心の高い天文学が、いまひとつ一般的に認知されていないのは、天文学という言葉が難しく感じることや、そもそも天文学を学べる学校が、いわゆる高偏差値の大学に限られていることがあるんじゃないでしょうか。
学者さんになるなら、物理学や数学に精通していることが必要でしょうけど、星を眺める・・・それだけで十分楽しいものですから、もう少し著者のように天文学を噛み砕いて、身近に感じられるように啓蒙することが必要なんだろうな、と感じました。 -
日本放送出版協会発行の生活人新書です。
生活人新書って初めて読んだかもしれない。。
大人向けというより、
お子さんが読んでも楽しめる…といった内容でした。
先日読み終えた「新しい太陽系」の
著者、渡部潤一さんと同じ国立天文台の方なので、
火星大接近時の国立天文台のエピソードがかぶっていたりして
なんとなく微笑ましかったです(^^)
「接近中の火星を一万人に見せようキャンペーン」についてのエピソードは特に心温まりました。
冥王星が準惑星と定義されるようになってから、早1年。
「天体の事をちょっと知ってみようかな。」
と思っている人は、
両方読んでみるのもおすすめかもしれません。
その場合、「天文学者はロマンティストか?」→「新しい太陽系―新書で入門」の順番で読んだ方が楽しめる気がします。
ともあれ、後半の作者自身のエピソードなどは心温まり、読後感の素敵な一冊。