- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140883952
感想・レビュー・書評
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話題の新書ということで店頭で購入。なんというか、まずはこのインタビュアーの人すごいなぁ、という。それぞれの分野・学問の第一人者に話を伺っていて、内容がオモシロいのは当然でありそれはそれで満足だが、タイトルにある「逆転」というよりは現状を肯定しつつプラスアルファの意見を付け加えるという印象。なので、「逆転」というのは言いすぎかなぁと個人的には思いました。スミマセン。
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今週末Eテレで「世界の叡智6人が語る 未来への提言」の後編が放送されます。
http://www4.nhk.or.jp/P2686/x/20...今週末Eテレで「世界の叡智6人が語る 未来への提言」の後編が放送されます。
http://www4.nhk.or.jp/P2686/x/2013-07-19/31/24350/2013/07/16
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トム・レイトンによるアカマイ・テクノロジーズ社設立の経緯が興味深かった。
・・・と言いつつ、自分が引用した箇所を見てみるとノーム・チョムスキーからのものが圧倒的に多い。
彼の思考はエキサイティングでいつも刺激される。
国際文化学部で学んだ頃を否応なしに思い出した。-
「彼の思考はエキサイティングでいつも刺激される。」
私は、吉成真由美がスゲーって思った。
「彼の思考はエキサイティングでいつも刺激される。」
私は、吉成真由美がスゲーって思った。
2013/07/06
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オリヴァー・サックスのインタビューが読みたくて買ってしまったが、全編にわたって楽しめた。おすすめ。
『銃・病原菌・鉄』の著者ジャレド・ダイアモンド、生成文法理論を提唱したノーム・チョムスキー、神経学者オリバー・サックス、人工知能の父マービン・ミンスキー、アカマイ創業者・数学者のトム・レイトン、二重らせんのジェームズ・ワトソン。
彼ら全員に
業績、著書について
教育について
宗教について
今の最大の関心事
老いについて
推薦図書
についてインタビューしており、クロス表の形でまとめてみると面白いかもしれない。 -
チョムスキー、オリバーサックスなど、現代科学に影響を与えた6人へNHKの元ディレクター吉成真由美がインタビュー、それを編纂したもの。オリバー・サックスが教育について発言しているものが一番印象的だった。コンピュータ、数学、医学の接点で仕事している立ちの発言は、みんな目新しくて、刺激的。
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これはこれで、刺激的な本。
六人の世界を代表する知の巨人たちに作者がインタビューをしたものをまとめた本。
ただ、作者が会いたい人というのが、どちらかというと二十世紀を代表する人たちで、すなわちかなりの高齢の人たちであり、その人選に個人的な趣向が強すぎるのでは、という気がしなくもない。
というのは、この本は二十一世紀をどう生きるかを、二十世紀松の視点から語る、という読み方をした方がしっくりくるように思うからだ。
なぜなら、9.11以降の明らかに狂ってしまったとしか思えないアメリカ合衆国の進み行きについての批判らしい批判が全くなされていないからだ。あのチョムスキーでさえも!
唯一、トム・レイトンの記事の中で、9.11に触れられている部分はあるが、それは同僚がテロに巻き込まれて命を落とした、という個人的に悲しい出来事であり、そのような触れ方しかされていない。
そんなわけで、ぜひ作者には続編として、二十一世紀を代表する知の巨人にも同様のインタビューをしてほしいと思う。 -
頭のいい人6人と著者のインタビュー集。
インタビューの最後に必ずおすすめの本は?という問いに対してそれぞれの答えがおもしろかった。
もっと勉強しよ。 -
脳科学、教育、社会や文化、そして一個人の思考や思想などに関する話が盛り沢山。
情報氾濫している現代の中で何を選択し、それをどのように自分の頭で考えるのかの大切さを再認識するに至った。
「真実を求め続ける」ことこそが、知を高めていく手法である。 -
今読むべき良著。
こんな濃厚な本にはなかなかお目にかかれない