「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140885178

感想・レビュー・書評

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  • 2017.9.3 amazon

  • 勉強にはなった。

  • 近年の歴史家の司馬遼

  • 第二次世界大戦へのつながり。
    なるほど

  • 父の書棚にあった本。
    とても読みやすく「司馬遼太郎」作品を解説している。
    磯田道史氏の本を読んだのはこれが初。
    「花神」について紹介されているが、早速、購入し
    2冊目を読んでいる最中である。

    司馬遼太郎から見た
    「なぜ日本が無謀な太平洋戦争に突き進むことになったのか」
    がわかる。
    父も太平洋戦争時代を生きていた。
    これを読みながら共感する部分があったのではないかと推察する。
    司馬氏は兵隊として、戦争へ行かなければならなかった。日本の戦況状況を知りながら戦う事の恐ろしさについて紹介されている。
    昭和初期生まれの父は、よく銃を持って立川から都心へ向け行進したようである。父はそれを誇りに思っていた時もあったようだ。運良く兵隊として戦うことはなかったが。

    • yhyby940さん
      こんばんは。本棚のフォローをして頂き、ありがとうございます。励みになります。私が歴史小説を好きになったのは司馬遼太郎さんが、キッカケです。司...
      こんばんは。本棚のフォローをして頂き、ありがとうございます。励みになります。私が歴史小説を好きになったのは司馬遼太郎さんが、キッカケです。司馬遼太郎さんには、もっと長生きして頂き今の日本の状況を、どのように感じられるのかをお聞きしてみたい気がいたします。蛇足ですが私の叔父さんは昭和20年1月に神風特攻隊として20歳で戦死いたしました。父は生前、そのことを誇りに思っていました。
      2023/09/09
    • ココウメちゃんママさん
      コメントありがとうございます。私も司馬遼太郎氏の作品で歴史小説を読むようになりました。最近、読めていなかったので、ブクログをキッカケにまた少...
      コメントありがとうございます。私も司馬遼太郎氏の作品で歴史小説を読むようになりました。最近、読めていなかったので、ブクログをキッカケにまた少しずつ読もうかと。叔父様は特攻隊だったのですね。うちの父もそうですが、今よりも日本人としての誇りを持っている方が多かったように思います。
      2023/09/10
    • yhyby940さん
      ご返信ありがとうございます。叔父さんの遺書が残っているのですが、20歳の若者とは思えない内容です。両親への感謝と弟である私の父に対する気遣い...
      ご返信ありがとうございます。叔父さんの遺書が残っているのですが、20歳の若者とは思えない内容です。両親への感謝と弟である私の父に対する気遣い。思い残すことは何もありませんと言う言葉。誇りを感じさせてくれます。
      2023/09/10
  • 司馬遼太郎の思考をその著作から読み解いた本。
    司馬遼太郎の著作を通して、日本の歴史・日本人の特性を知り、今後の日本について考えられる良著。
    なぜ司馬遼太郎さんの著作は多くの人々を惹きつけ、考えさせるのかが理解できる。

    印象に残ったキーワード
    ・着眼大局、着手小局
    ・格調高い精神にささえられたリアリズムと合理主義をあわせ持たなければならない
    ・司馬さんが21世紀を生きる日本人に伝えたかったこと。「「共感性」を伸ばすこと」「自己の確立」

  • この本を読んでから司馬遼

  • 司馬遼太郎ファンであったので、非常に読みやすかった。主観をなるべく排して、本文を引用して書かれているので、納得できる内容だった。

  • 磯田道史ファン。司馬遼太郎ファン。わーい、ご両人!
    2017.5.10(平成29)

  • 司馬さん自身が戦争体験者ということもあり、なぜ日本は戦争に向かっていったのかということを問い続けつつ作品を発表して行ったと述べておられる。
    司馬作品を紹介しつつ、司馬さんの心情も解析している。それで著者自身が歴史学者であるゆえに戦国時代からの日本の歴史の流れも分かりやすい文章で綴っている上に、過去の歴史の観点からこれからどうするべきかという意見もあり。
    1冊でも司馬作品を読んでからの方が楽しめるでしょう。

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著者プロフィール

磯田道史
1970年、岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。茨城大学准教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、2016年4月より国際日本文化研究センター准教授。『武士の家計簿』(新潮新書、新潮ドキュメント賞受賞)、『無私の日本人』(文春文庫)、『天災から日本史を読みなおす』(中公新書、日本エッセイストクラブ賞受賞)など著書多数。

「2022年 『日本史を暴く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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