ルポ 中年フリーター―「働けない働き盛り」の貧困 (NHK出版新書 566)
- NHK出版 (2018年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140885666
感想・レビュー・書評
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厳しい実例を挙げ、政治の貧困が原因だと説く。
一方で好例とできる企業の取り組みを示し、希望があるかのような書き方をする。
就職氷河期に就職できなかった人たちが苦しい人生を送っているのは書かれた通りだろう。
が、一旦正規雇用の流れから外れてしまうと這い上がれなくなるのは、今も変わらない。
いかにも今の政府に問題があるように書いているが、派遣法を改定して三年以上同じ職場に働けないようにしたのは時の民主党政権だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の将来も不安だ…
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中年の貧困層について取り上げた一冊。
今の世の中が大変だということを改めて知った。 -
自分は就職氷河期世代でもなく、正社員として働けていて、すごく恵まれた環境にいるなと思った。前半に出てきた人たちのような生活に自分だったら耐えられるかな、、と思ってしまう。富山県が就職に力を入れていることを初めて知れて勉強になった
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まさに自分は就職氷河期世代。
なので読んでみたのだけど、、氷河期云々より、選ぶ会社が悪かったんじゃないの?って思ってしまった。その本に出てくる人たち。
氷河期だから、非正規だから、正社員だけど、ではなく、ブラック企業に勤めてる人たち、のルポだ。
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社会の厳しさを見た。自分は本当に恵まれすぎ。そして無知。世の中の厳しさを知らない。不況を知らない。
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タイトル惚れ。就職氷河期と言われた世代が、中年期に差し掛かった現代。統計上は現れにくい、この世代の非正規雇用から抜け出せない現状を抉り出している。
非正規雇用から抜け出せない現実と、それに対応する自治体や企業の取り組みを取材し、解決策を提示している。
雇用は企業にとっても雇用される側にとっても一大事でありすぐの改革は望めないのかもしれないが、行く末が見えているだけにベーシックインカムのような政策も絡めて対応しないといけないのだろう。 -
明日は我が身…
バイトを3つも掛け持ちしても不遇な生活とは憲法にも反しているような気もする。
日本の年齢差別やシングルマザーへの不理解は反吐が出そうだがこの状態で生きなければいけないのも確かな事。 -
●新卒が売り手市場の現在でも、270万人以上の中年フリーターが存在する。
●女性の中年フリーターは、結婚か隠れ蓑になって見えづらい。 -
飛ばし読みかな。
オススメ例を挙げて終わる、この手の書籍。
世の中は簡単には変わりませんよ