マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る (NHK出版新書 635)

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140886359

作品紹介・あらすじ

知の最前線5人との対話に、コロナ後の緊急インタビューも収載!

大反響のNHKEテレ『欲望の時代の哲学2020~マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント』書籍化の続編。日本でも話題のベストセラー作者クリスチャン・マスビアウやカート・アンダーセン、現代哲学の最前線に立つチャーマーズや世界的作家ケールマンらと、「新実在論」を掲げる思想界の旗手ガブリエルとの白熱の対話全5編を濃縮! さらにコロナ危機で急遽制作された、「欲望」シリーズの知性たちが世界の今を展望する『BS1スペシャル シリーズ コロナ危機 グローバル経済 複雑性への挑戦』での緊急インタビューも収載。「いま目撃しているのは新自由主義の終焉だ」と語るガブリエルの真意は?

感想・レビュー・書評

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  • マルクス・ガブリエル氏が東洋の重要性を語っていたのは意外だった。外から日本をどう見られているのかを知るには面白い本。哲学初心者のためカント、フィヒテも詠んでみたい。

  • p.2020/9/25

  • 今年になってNHK BSで放送された「欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント」と「BS1スペシャル シリーズ コラナ危機 グローバル経済 複雑性への挑戦」の内容を文字に起こした物だ。超番組と元手興味深く録画もアーカイブしてあるが、こうして文字に起こして頂けて大変ありがたい。文字として読むことで、番組を使用していたときには落としていた視点や皆がしていたことが拾えて、議論の内容への理解が深まり感謝している。
    今の日本でも実存や倫理について考えることが多く、マルクス・ガブリエル の新実在論はこの社会がどん底まで落ちて立ち上がるときに必要な哲学だと強く感じている。

  • 20/09/17。

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著者プロフィール

丸山 俊一(マルヤマ シュンイチ)
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
1962年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズをはじめ「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」「地球タクシー」他、異色の教養番組を企画・制作。
著書『14歳からの資本主義』『14歳からの個人主義』『結論は出さなくていい』他。制作班などとの共著に『欲望の資本主義』『欲望の資本主義2~5』『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』『欲望の民主主義』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するⅡ』『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』『マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」』『AI以後』『世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70~90s「超大国」の憂鬱』他。東京藝術大学客員教授を兼務。

「2022年 『脱成長と欲望の資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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