新説 家康と三方原合戦: 生涯唯一の大敗を読み解く (NHK出版新書 688)

著者 :
  • NHK出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140886885

作品紹介・あらすじ

信玄が見抜いた、家康の弱点とは⁉

2023年大河ドラマ「どうする家康」の時代考証者が、家康最大のターニングポイントとなった三方原合戦の真相と、歴史的意義に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 徳川家康と武田信玄 (角川選書 664)
    の書き写し
    これはひどい
    NHK大河ドラマの時代考証を担当したから出版せざる終えない理由があったのかもしれないが著者の良心を疑う

  • 決裂前の武田信玄と織田信長の関係性など大変興味深かった

  • すみませんー、大河ドラマは既に《長篠の戦い》なので、もう端折ってしまいました(汗)またの機会に…。

  • ほぼ同時期に出版された角川選書の『徳川家康と武田信玄』と重複する部分が多い。というかほぼ同じで、こちらは部分的に詳細な内容が記載されているところがあるが、基本的に角川選書のポイントを絞って圧縮した感じ。角川選書を読んでからこちらを読んだため、間を省略した感や飛びすぎな感だけでなく、文章もほぼ同じな感まで覚えてしまい、個人的には選書版と新書版という表現がピッタリくる。
    同じ時期に出版するならば、せめて重複を避けるとか、内容に差異をつけて欲しかった。ということで星-1。

  • ドラマと並行して読んでみた。平山優氏の著作は常に緻密で、読み応えがある。

  • 三方ヶ原合戦について、交通路の観点から再検討されている。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50307194

  • 一宮 小坂井 S210.4/ヒ/22

  • 平山さんの本はホント面白い。新たに学ぶこと大であったし、あとがきの歴史研究のセレンディピティの話も面白かった。
    どちらかというと甲三同盟に反するようなしたたかな動きをしていたのが家康で信玄の恨みを買っていたこと、三方原合戦は武田軍が浜松城を干上がらせるために海上陸上双方の交通の要衝であった堀江城へ向かう動きを見せたために追跡していた徳川軍が開戦せずにはいられなかったために生起したこと、夜中の合戦であったために徳川織田連合軍の被害が少なく済んだこと、信玄が織田の援軍を警戒していたこと、三方原の合戦の結果足利義昭が動揺して反織田に転じたのであって義昭の反織田の結果の信玄の西上ではなかったことなど。

  • 三方原の戦いを徳川方と武田方の両方からどんなものかよくわかった

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著者プロフィール

平山優(ひらやまゆう)
一九六四年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹、山梨県立中央高等学校教諭を経て、健康科学大学特任教授。二〇一六年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」、二〇二三年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担当。著書に、『武田氏滅亡』『戦国大名と国衆』『徳川家康と武田信玄』(いずれも角川選書)、『戦国の忍び』(角川新書)、『天正壬午の乱 増補改訂版』(戎光祥出版)、『武田三代』(PHP新書)、『新説 家康と三方原合戦』(NHK出版新書)などがある。

「2023年 『徳川家康と武田勝頼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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