コモンウェルス(下) 〈帝国〉を超える革命論 (NHKブックス)
- NHK出版 (2012年12月22日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140912003
作品紹介・あらすじ
中心のないネットワーク状の権力="帝国"の興隆に対抗し、秩序形成をめざして単独行動に走ったアメリカの試みは、イラク戦争の失敗と金融危機という挫折に終わった。残されたのはEUの超国家主義でも中国の覇権主義でもなく、"共"という富にもとづいた、マルチチュードによる民主主義のプロジェクトだった。私的所有という制度とそれを支える法体制を根本から批判し、万人にアクセス可能な資源="共"の豊かな可能性を予見する。"共"をめぐる生産はいかにして資本を蝕み、崩壊させるのか?ポスト工業化時代にこそ読まれるべき「革命」の書。
感想・レビュー・書評
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なかなか面白かった。網野善彦『無縁・公界・楽』とアマルティア・セン『アイデンティティと暴力』を連想した。あとローティのプラグマティズムも。
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