弥勒の来た道 (NHKブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140912294

作品紹介・あらすじ

釈迦の弟子であり、未来の仏であり、さらに救世主である弥勒とは-。京都・広隆寺の半跏思惟の菩薩像で知られる弥勒は、"仏教パンテオン"においては如来としての地位も有する独特の尊格。ヴェーダの宗教、ゾロアスター教などの影響を受けて誕生したミロク=未来の救世主=のあゆみを探り、仏教の東伝とともにユーラシアの各地に広がった祈りの造形の変容をたどる。

感想・レビュー・書評

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  • 弥勒をネタに、半跏思惟像やミトラ神やガンダーラ仏やマンダラや…といったキーアイテムについてふんわり概説する。日本にヘブライ文字が残っている、という記述を見て信憑度が低下した。参考文献リストはあるが、概ね古い。

  • 【選書者コメント】弥勒はまだ来ていない仏の存在でありますが、仏教ではその存在をどう認識してきたのかが知りたいと思い選びました。
    [請求記号]1800:467

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著者プロフィール

国立民族学博物館名誉教授。比較宗教学、インド宗教思想史、仏教学。
1966年名古屋大学文学部大学院修士課程修了、1970 年ハーバード大学大学院Ph.D、1985年名大文学博士。1973年名古屋大学文学部助教授、1982年国立民族学博物館助教授併任、1989年名大および民博教授、1992 年総合研究大学院大学教授併任、愛知学院大学文学部国際学科教授を経て現職。
主著に『空の実践―ブッディスト・セオロジーⅣ』『ヨーガと浄土―ブッディスト・セオロジーⅤ』(講談社選書メチエ)、『ヒンドゥー神話の神々』(せりか書房) 、『ブッダから、ほとけへ 原点から読み解く日本の仏教思想』『聖なるものの「かたち」―ユーラシア文明を旅する』(岩波書店)、『弥勒の来た道』(NHK ブックス)、『仏教史 第1巻 仏教の源泉』『仏教史 第2巻 仏教の展開』(西日本出版社)など多数。

「2024年 『仏教学者、キリスト教徒の問いに答える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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