「ユビキタス社会」がやってきた: 人とコンピューターの未来 (NHK人間講座)
- NHK出版 (2004年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784141890980
感想・レビュー・書評
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(2005.01.02読了)(2004.01.31購入)
副題「人とコンピューターの未来」
「ユビキタス」とは何で、どのようなことが可能になるのか、経済や社会に与える影響は「ユビキタス」に至るまでの歴史と背景、また広まるための課題は、といったことについて、広く語っていきます。(2頁)
【目次】
はじめに
第1回 「どこでもコンピューター」の時代①
第2回 「どこでもコンピューター」の時代②
第3回 コンピューターの誕生
第4回 ネットワークの成立
第5回 リスクとどう向き合うか
第6回 障害者・高齢者の可能性を広げる
第7回 オープン・アーキテクチャーという思想
第8回 新しい産業の誕生
第9回 「協調」と「分散」の時代へ
☆坂村健の本(既読)
「コンピュータとどう付き合うか」坂村健著、光文社、1982.10.30
「電脳都市」坂村健著、冬樹社、1985.05.10
「TRONからの発想」坂村健著、岩波書店、1987.02.27
「TRONで変わるコンピュータ」坂村健著、日本実業出版社、1987.04.25
「電脳社会論」坂村健著、飛鳥新社、1988.10.19
「電脳未来論」坂村健著、角川書店、1989.05.10
「情報文明の日本モデル」坂村健著、PHP新書、2001.10.29
「21世紀日本の情報戦略」坂村健著、岩波書店、2002.03.25
「ユビキタス・コンピュータ革命」坂村健著、角川oneテーマ21、2002.06.10詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<読了>
著者は“ユビキタス・コンピューティング(どこでもコンピューター)”を提唱し、その研究開発(TRONもその一つ)を牽引してきた坂村健東大教授。
内容的には“コンピュータの過去・現在・未来超概論”。そういう意味では良くまとめられていると思うが、“ユビキタス・コンピューティング”については、ほんの概説程度。サブタイトルの“人とコンピューターの未来”の方をメインタイトルにすべき内容だろう。