- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784142230747
感想・レビュー・書評
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フィクションの多い「三国志演義」ではなく「三国志 (正史)」の解説。
さすがに100分では足りないw
正史の方も興味深い内容だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2017.06.02読了)(2017.04.27購入)
『三国志』には、『正史三国志』と『三国志演義』があるのだそうです。この本は、『正史三国志』を紹介したものです。
『三国志』は、陳舜臣著「秘本三国志」を読みました。たぶん『三国志演義』をもとにしたものだろうと思います。全六巻ですのでかなり読みごたえがあります。挫折せずに読めたので、面白かったのだと思います。読んだのは1983年ですので、34年前になります。
曹操と諸葛孔明がかっこよかったと思います。劉備玄徳や関羽、張飛は、期待していたほどのことはなくて、残念な思いが残ります。『三国志演義』の訳本かほかの人のを読んだら違うかもしれませんね。
Eテレの講義は、面白く見ることができたのですが、テキストの方は、『正史三国志』の内容が要約してある感じで、面白みに欠けます。
『正史三国志』を読んだ後に読めば、復習として使えるのかもしれません。これから『正史三国志』を読もうという方のは、手引書になるとは思います。
【目次】
【はじめに】「伝統」か「革新」か
Introduction1 後漢衰退し、群雄割拠の時代へ
第1回 動乱の時代を生き抜く知恵
Introduction2 乱世の姦雄、曹操が天下取りへ
第2回 曹操 乱世のリーダーの条件
Introduction3 江東に孫権立ち、天下三分の実現へ
第3回 孫権 「信」がピンチを救う
Introduction4 英雄続々と去る。『三国志』の終わり
第4回 劉備の「仁」、諸葛亮の「知」
☆関連図書(既読)
「秘本 三国志 一」陳舜臣著、文春文庫、1982.07.25
「秘本 三国志 二」陳舜臣著、文春文庫、1982.07.25
「秘本 三国志 三」陳舜臣著、文春文庫、1982.08.25
「秘本 三国志 四」陳舜臣著、文春文庫、1982.08.25
「秘本 三国志 五」陳舜臣著、文春文庫、1982.09.25
「秘本 三国志 六」陳舜臣著、文春文庫、1982.09.25
「三国志の英傑たち」北方謙三著、NHK人間講座、2004.02.01
(2017年6月2日・記)
内容紹介(amazon)
英雄たちの“真の姿"とは──
3世紀の中国では、魏・蜀・呉が天下を三分して覇を競った。小説『三国志演義』には英雄や豪傑が鎬を削る様子が描かれるが、実際は「名士」と呼ばれる知識人層の活躍も大きかった。正史として書かれた『三国志』を『演義』と比較しながら、動乱の時代の史実に迫っていく。 -
放送聴いたときは、「何これ。つまんないな」と思ったのですが(失礼)、
昨日の #桃園のつどい 出演の渡辺先生が講師というので、100分de名著 陳寿『三国志』を観たのだけど、第1回に関してはちょっと期待外れ。古代の歴史書から「この混迷の時代に通じるリーダー論」みたいな持って行き方だったので、よくビジネスマン向けの雑誌に載っている記事みたいで。
7:03 - 2017年5月1日
テキストは面白い!
やはり100分(一回あたり25分)では語りつくせないのが名著なのでありましょう。
なんか池上彰みたいに妙に簡略化した解説で、無理無理現代にあてはめているようで、そこらのビジネス誌の見出しみたい→「真の英雄とは何か」「乱世のリーダーの条件」
桃園のつどいでお話されていた渡邉先生はこんなじゃなかったのに・・・
という気がして放送を観ていたけれど、昨日テキスト買って、帰りの電車の中で拾い読みしてみたら、割とおもしろかった。
放送も楽しみになってきた。 -
17/04/28。
眼鏡のフレームが折れて眼鏡市場に行った帰りに。その後、きらく湯へ。