for ティーンズ 2022年8月 (NHKテキスト)

  • NHK出版
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本棚登録 : 93
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142231423

作品紹介・あらすじ

夏休み特別編。十代に贈る海外文学、科学、経済、古典のエッセンス。

これからを生きる若者たちに、人生と社会を見つめ直す視点を授ける4作を、各界のプロフェッショナルが熱いメッセージとともに解説。トルストイ『人は何で生きるか』(若松英輔)で「愛」について考え、ポール・ナース『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(竹内薫)では生物学の驚きにふれ、バルファキス『父が娘に語る経済の話。』(中山智香子)で市場社会の成り立ちと課題を学び、『竹取物語』(木ノ下裕一)では、日本最古のフィクションの魅力を再発見する。家族で読むにも好適の一冊。司会の加藤シゲアキ氏スペシャルインタビューも収載。

感想・レビュー・書評

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  • 人は何で生きるかと竹取物語がおもしろかった

  • 「forティーンズ」若松英輔・竹内薫・中山智香子・木ノ下裕一著、NHK出版、2022.08.01
    129p ¥600 C9490 (2022.09.15読了)(2022.07.26購入)
    文庫とか新書で読めるものを紹介して頂けるとありがたいですが、4冊のうち2冊は、単行本でした。紹介文を読んだことで、よしにしましょう。

    【目次】
    インタビュー「運命の一冊」に出会う旅を  加藤シゲアキ
    第1回 トルストイ『人は何で生きるか』
        愛を分かち合う人生を  若松英輔
    第2回 ポール・ナース『生命とは何か』
        生物学の本質を平明に  竹内薫
    第3回 バルファキス『父が娘に語る経済の話。』
        経済を自分の頭で考える  中山智香子
    第4回 『竹取物語』
        「元祖」物語の先進性  木ノ下裕一

    ☆関連図書(既読)
    「人はなんで生きるか」トルストイ著・中村白葉訳、岩波文庫、1932.09.25
    「生命を探る」江上不二夫著、岩波新書、1967.03.20
    「生物と無生物のあいだ」福岡伸一著、講談社現代新書、2007.05.20
    「アダム・スミス」高島善哉著、岩波新書、1968.03.20
    「カール・マルクス『資本論』」斎藤幸平著、NHK出版、2021.01.01
    「竹取物語・伊勢物語」田辺聖子著、集英社文庫、1987.07.25
    (アマゾンより)
    夏休み特別編。十代に贈る海外文学、科学、経済、古典のエッセンス。
    これからを生きる若者たちに、人生と社会を見つめ直す視点を授ける4作を、各界のプロフェッショナルが熱いメッセージとともに解説。トルストイ『人は何で生きるか』(若松英輔)で「愛」について考え、ポール・ナース『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(竹内薫)では生物学の驚きにふれ、バルファキス『父が娘に語る経済の話。』(中山智香子)で市場社会の成り立ちと課題を学び、『竹取物語』(木ノ下裕一)では、日本最古のフィクションの魅力を再発見する。家族で読むにも好適の一冊。司会の加藤シゲアキ氏スペシャルインタビューも収載。

  • 4つのタイトル、全て内容のあるものでした。もっと若い頃に読みたかった。人生が変わっていたかも

  • ①トルストイ『人は何で生きるか』(若松英輔)、②ポール
    ・ナース『WHAT IS LIFE?』(竹内薫)、③バルファキス『父が娘に語る経済の話。』(中山智香子)、④『竹取物語』(木ノ下裕一)の4著を解説したもの。バルファキスの解説がおもしろかった。

  • テレビの方を見てる

    1,トルストイ 人はなぜ生きるのか 
    他者への愛

    2, What is LIFE 生命とは何か?

    3,父が娘に語る美しく深く壮大でとんでもなくわかりやすい経済の話
     資本主義ではなく市場社会 農作物の余剰により貨幣、文字、債務、国家
     大航海時代で、交易、売るための生産 産業革命で商品が生まれる 経験価値
     すべての商品化 vs 全ての民主化

    4, 竹取物語
    情景描写 物語の基本

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著者プロフィール

1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。 慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、2019年に第16回蓮如賞受賞。
近著に、『ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う』(亜紀書房)、『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)、『光であることば』(小学館)、『藍色の福音』(講談社)、『読み終わらない本』(KADOKAWA)など。

「2023年 『詩集 ことばのきせき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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