元禄繚乱 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • NHK出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784149233277

感想・レビュー・書評

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  • すごい感動しました。それは完結編の討ち入りの時でした。そして大石蔵之介が切腹するところも悲しかったです。

  • おすすめ度:90点

    台本が秀逸。
    登場人物のおのおのの「立場」を丁寧に脚色してあり、配役がとてもイメージに合ってる。
    中村勘三郎が大石内蔵助をいいバランスで演じている。肩の力が抜けており、飄々とした雰囲気がいい。
    東山紀之の浅野内匠頭の生真面目さ、石坂浩二の吉良上野介の嫌味な憎々しさ。
    宮沢りえのあぐりは子供ができない辛い心情をを見事に演じている。
    萩原健一の徳川綱吉はメチャクチャな男。その奇人ぶりの演技の凄味には驚嘆。
    ただ、架空の人物によるフィクション部分が多すぎるのが、本作の減点材料ではある。

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著者プロフィール

舟橋聖一(1904.12.25~1976.1.13)小説家、劇作家。1928年、東大国文科卒。大学在学中の26年、戯曲「白い腕」で注目され文壇に登場。32年から33年「都新聞」に連載した「白い蛇赤い蛇」で劇作家から小説家への転身をはたす。戦後は風俗小説の代表作家と目されるが、官能表現を耽美主義へと高めた純文学の佳作も多い。主な著書に『悉皆屋康吉』『雪夫人絵図』『芸者小夏』『ある女の遠景』『好きな女の胸飾り』等。

「2013年 『芸者小夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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