死は万病を癒す薬(ハヤカワ・ミステリ1830) (ハヤカワ・ミステリ 1830 ダルジール警視シリーズ)

  • 早川書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (591ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150018306

感想・レビュー・書評

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  • ダルジールシリーズの最新版。このシリーズで興味深いのはそれぞれの人物の考えが読み取れるところで、パスコー、ダルジールのひとりごとはいつも苦笑してしまう。

  • [ 内容 ]
    サンディタウンの町は生まれ変わろうとしていた。
    海辺のリゾート地にすぎない町に、アメリカ式の大規模な療養所アヴァロンが開設され、さらには健康と保養を売り物に町全体を再開発しようというのだ。
    計画の中心は地主のパーカーと、地元きっての名士であるレイディ・デナム。
    だが、計画を華々しくぶち上げるパーティーの席上で惨劇が起きる…おりから負傷後の療養のためにアヴァロンに入院していたダルジール警視は、駆けつけたパスコーらの迷惑も無視して、さっそく活動を開始する!
    巨匠が、その技巧をふんだんに駆使する、本格推理大作。

    [ 目次 ]


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    [ 参考となる書評 ]

  • やっぱり好きなディーエル&パスコー。今回はDalzielのリハビリぶりがよかったです(;;)が、一方でパスコーのビミョーな自立ぶりも示しているので、聖三位一体の一体度が薄れたところを描いており、ウィールディもあんまり活躍しないのが残念です。
    真相はじつは・・の終わり方は、このシリーズの初期からよくあるので、もうしょうがないか、というか、それ自体味だと思ってますが、準レギュラーになってしまったフラニーをいい気にさせるのはヤかも(Death's Jest-Bookのときは号泣してしまいましたが)。

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