遥かなる旅人 (ハヤカワ文庫 SF 251 銀河辺境シリーズ 8)

著者 : A.バートラムチャンドラー 野田昌宏

• 早川書房 (1977年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[paraparayomuさんの感想 · 2014年12月23日]

銀河辺境シリーズ８　可もなく不可もなし　　　
表紙　　　７点加藤　直之
展開　　　５点１９７７年著作
文章　　　５点
内容　５５０点
合計　５６７点

[diver0620さんの感想 · 2009年5月31日]

このシリーズは実は昔はばかばかしいと思ってパスしていたのですが、イラストを描いているスタジオぬえの加藤画伯の絵が好きで、発作的に読みたくなって古本屋さんで集めました。少し大人な感じのスペースオペラ・シリーズ第8弾。監察宇宙軍からトラブルに巻き込まれて追い出されることになり、やむを得ず雇われた先が、すごい美人だが性格最悪な男爵家令嬢。彼女を金持ちの牝犬（リッチ・ビッチだって。ははは）と愚痴をこぼしながら失われた植民地の探査を一緒に続けて行きます。オーストラリア由来のエピソードや海軍をベースにした設定で、やっぱり海の香りのする冒険行。楽しい！今、こういうの無いもんね。みんなラノベになってるし。もはや本当に貴重な作品となってしまいました。