マン・プラス (ハヤカワ文庫 SF ホ 3-7)

  • 早川書房
3.24
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本棚登録 : 62
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108335

作品紹介・あらすじ

西暦2024年。世界人口は80億を越え、全世界は食糧不足と国際緊張にあえいでいた。コンピューターによれば人類滅亡の可能性は90パーセント以上。この危機を乗り越えるには、火星に植民するしかない。そこでアメリカは総力をあげて《マン・プラス》計画に挑んだ。苛酷な火星環境に適応させるため、人間をサイボーグ化しようというのだ。サイボーグ第1号は実験中に死亡し、すべては第2号であるロジャー・トラウェイの双肩にかかっていた。だがそのロジャーにも危険信号が…。ポールがサイボーグをテーマに人間と機械の新たな関係を描く力作SF。ネビュラ賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 虚栄の街が好きだったので読んでみたけどこちらの作品も仕掛けが最後に効いて面白かった

  • 古書購入

  • はっきり言って前半はとても読みづらい。だらだらとした感じで、緊張感が無い。
    それでも我慢して読んでいると、ようやく後半でちょっと盛り上がりが。。。そんな作品です。
    とはいえ、サイボーグ物と言うとパルプマガジン的になりがちですが、そこの所はある程度重厚に処理できているうと思います。

  • 「男が火星用サイボーグに改造される」話(解説から)
    表紙   7点加藤 直之
    展開   5点1976年著作
    文章   6点
    内容 635点
    合計 653点

  • 昭和54年9月15日、初、並、帯なし、海外SFノヴェルズ単行本
    2013.1.28.白子BF

  • ビュラ賞=イマイチ

     絶滅の危機に瀕する人類の最後の選択は改造人間を火星に送り込むことだった。

     スーパーサイボーグとなる主人公の心の動きを軸に、この半機械人間による異星植民地開拓が、実は地球のコンピュータ・ネットワークの意志によるものだというオチへとつなぐ。

     オチはなかなかおもしろいのだが、全体的にはイマイチ。

  • 他天体進出の最大の弊害「地球環境でないと生きられない人間の身体」これを根本的に解決するために、人間自体を改造手術してしまうという話。
    ここまではよくある話だが、最後にどんでん返しがあり、さらにどんでん返しがあるという超名作。
    ・・・なんでこれ一件もレビューないのかしらん?

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