- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150108335
作品紹介・あらすじ
西暦2024年。世界人口は80億を越え、全世界は食糧不足と国際緊張にあえいでいた。コンピューターによれば人類滅亡の可能性は90パーセント以上。この危機を乗り越えるには、火星に植民するしかない。そこでアメリカは総力をあげて《マン・プラス》計画に挑んだ。苛酷な火星環境に適応させるため、人間をサイボーグ化しようというのだ。サイボーグ第1号は実験中に死亡し、すべては第2号であるロジャー・トラウェイの双肩にかかっていた。だがそのロジャーにも危険信号が…。ポールがサイボーグをテーマに人間と機械の新たな関係を描く力作SF。ネビュラ賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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はっきり言って前半はとても読みづらい。だらだらとした感じで、緊張感が無い。
それでも我慢して読んでいると、ようやく後半でちょっと盛り上がりが。。。そんな作品です。
とはいえ、サイボーグ物と言うとパルプマガジン的になりがちですが、そこの所はある程度重厚に処理できているうと思います。
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「男が火星用サイボーグに改造される」話(解説から)
表紙 7点加藤 直之
展開 5点1976年著作
文章 6点
内容 635点
合計 653点 -
昭和54年9月15日、初、並、帯なし、海外SFノヴェルズ単行本
2013.1.28.白子BF -
ビュラ賞=イマイチ
絶滅の危機に瀕する人類の最後の選択は改造人間を火星に送り込むことだった。
スーパーサイボーグとなる主人公の心の動きを軸に、この半機械人間による異星植民地開拓が、実は地球のコンピュータ・ネットワークの意志によるものだというオチへとつなぐ。
オチはなかなかおもしろいのだが、全体的にはイマイチ。